2014年5月20日フィリピン台風被害に対する第2回支援の報告が届きました
中部ビサヤに甚大な被害をもたらした台風ハイエン。4カ月たった後でも、物質的そして精神的なショックを受けた人々は、なかなか元通りの生活に戻れてはいません。ガールスカウトフィリピン連盟は、第2回の支援として、最も被害の大きかったサマール島で物資の支給と心のケア・プロジェクトを実施しました。
「学用品・衛生用品・食品の支給」
- 実施日時:2015年3月22日~24日
- 実施場所:サマール島の学校
- 実施内容:学用品・衛生用品・食品・Tシャツをパックにし、手作りのカードを添えて支給
- 支援数 :500家族と3361人の生徒
「心のケア・プロジェクト」 ガールスカウトフィリピン連盟は、Citizen’s Network for Psychosocial Response (CNet)と協力して、トレーニングやワークショップを通じて、被災者の方々の心のケア・プロジェクトを実施しています。肉親や親戚・友人を亡くしたけれども自身は生き残ったという人たちは、心の中にたまった不安や不満を抱え、ストレスにさらされ、悲しい出来事を常に思い、崩壊や荒廃といった感情から抜け切れずにいます。そうした人たちの声にガールスカウト(成人会員)は耳を傾け、少しずつ生きる勇気をもってもらえるように、ヘルプラインを開設し、お手伝いをしています。このプロジェクトは今も続いています。
第2回支援の総コスト:10,150.21米ドル
この台風被害にご支援くださったみなさまには心より感謝申し上げます。
支援物資パッキングを手伝うフィリピンの
ガールスカウト
支援に参加したガールスカウトと
現地の子どもたち
支援物資を受け取る現地の子どもたち
支援物資の到着
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