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ニュース&レポート

2017年6月15日歩く国際協力「Walk in Her Shoes2017」キャンペーン活動報告


今年で4年目となる公益財団法人 ケア・インターナショル ジャパンのキャンペーン、歩く国際協力「Walk in Her Shoes 2017」ですが、今年は全国から40人のレンジャー(高校生ガールスカウト)とヤングリーダー(大学生年代)たちがジュニア・アンバサダーとして活躍しました。

2年目のチャンレンジになるレンジャーやイベントを企画したレンジャーもいました。

wihs2017

WiHS2017
歩く国際協力「Walk in Her Shoes2017」とは

途上国の女の子が水を得るために歩いている距離を実際に歩くことで、他の参加者とともに途上国の少女を応援するキャンペーンです。

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ジュニア・アンバサダーたちのキャンペーンに対するコメント

「えっ、本当に歩くだけ?やってみようかな。」という思いから、ジュニアアンバサダーとして歩数を数えながら歩いた約3カ月間。
はじめは、想像以上に自分の1日の活動量が少ないことに驚きました。毎日の目標は6キロ、つまり8,000歩。普通に学校に通う生活をしているだけでは、目標を達成することができない日もありました。毎日この距離を水を汲むために歩くのは、大変なことだなとしみじみ感じました。
また、ガールスカウトの活動では自分たちでチャリティウォークを企画し、一般の人も交えて発展途上地域の女性や少女、世界の水問題について考えながらコミュニティにも影響を及ぼすこともできました。日々の生活やこの自分たちで考えたプロジェクトを通して、ジュニアアンバサダーとしての役目を果たすことができたのではないかと思っています。
ジュニアアンバサダーとしての活動は終わりですが、これからも毎日の歩数を数えながら、同世代の女の子が皆、教育を受けられるような世界に、持続可能な世界にしていきます。


最後の歩数報告をし忘れた昨年度の無念を晴らすべく、今年度も参加しました。大学入学により生活環境が大きく変化し、主に自転車を使って移動することが非常に多くなりました。そこで、雨の日にバスに乗らずに敢えて歩いてみたり、気分転換にスマホやパソコンを見るのではなく、外に散歩に行ってみるなどちょっとしたことを心掛けるようにしました。
今年は1日も報告を忘れることなく最後までやり遂げることができました。歩いた結果、自分の貢献度が数字として現れたことで誰かの役に立ったなあという実感がわきました。このように、あなたにもできることがあるよと周囲に伝えていきたいです。


私はこのWalk in Her Shoesキャンペーンに初めてジュニア・アンバサダーという形で参加しました。歩くってすごく日常的なことだけど、考えてみると世界には私と同じような少女たちが私とは全く違う環境で、全く違う道で、全く違う思いで「歩く」ということをしてるんだなって思いました。でもそんな少女たちも私と同じように何かの目的を持って、確かに誰かのために、私と同じように歩いていて、だからこそ「歩く」ということをもっと大切にしたいし、その子たちが何を考えて歩いてるのかもよく考えたいと思いました。そして「歩く」ことの力に感動しました!「歩く」ことが大好きです!


昨年に続き今年もジュニア・アンバサダーとして参加できてよかったです。今年はチャリティーウォークイベントに参加することができず残念でしたが、毎日の歩数が募金として途上国の少女の生活に役立てばいいなと思いました。
また、今年は同じ団のレンジャースカウトに声をかけて参加人数が増えたのでよかったです!
来年も参加したいなと思いました。


私はガールスカウトの活動でユニセフ募金をしたり、発展途上国の子どもたちや普段、勉強ができない人に、鉛筆やノートなどをユニセフの支援物質として送ったり、水を頭に乗せ何メートルか運んでみる体験もしたりしたことがありました。
毎日遠くまで水汲みをしなければならないという状況にある人がいることは知っていたのですが、いざ毎日歩数計を付けて、歩いてみると彼女たちが歩いている8,000歩に届かない日も多く、どれだけ大変で辛いのかということを改めて実感しました。


意識的に歩こうと考えなくとも、日々の学校への登校の距離内でほぼ毎日、約2万歩を歩いていました。毎日の同じ動作で、慣れてはいますが、この生活をし始めたはときはしんどくて辛かったです。最近でも、辛いと思うことはあります。そう考えると、大変な距離なんだと感じました。また、休日や、家でじっとしてるときは1,000歩も歩いていない日もありました。私は、普通に何もしていなかったら歩かないんだなぁと思いました。それを、毎日の仕事として歩いている同じ女性として、関心と感動しました。


去年と比べると報告した歩数が少なくはありましたが、去年は参加できなかったイベントに今年は参加することができました。参加人数が非常に多く年齢層もさまざまで、こんなにも多くの人が世界に目を向けているのかと、非常に驚きました。
また、ガーナの子どもたちの生活を体験するクイズやポイントがあって勉強になりました。こういったイベントで他の人々と交流をし、実際に現地の子どもたちの生活を肌で感じることが非常に新鮮でおもしろくもありました。機会があればまたぜひ参加したいです。


Walk in Her Shoesキャンペーンに参加し、実際に体験することで現地の方々が日々どれだけの距離を歩いてるのかを実感することが出来ました。やはり「考えるだけ」と「実際に体験、体感する」ことでは得られるものに大きな差があると感じました。今回こうして参加できたことをとてもありがたく思います。
これからもこういった体験型のイベントがある際は積極的に参加したいです。


「身近で当たり前にある水が6㎞も歩かないと手に入らないなんて!」
私は学校に行けるし自由な時間もある恵まれた環境にいると改めて感謝しました。毎日、8,000歩を歩くということは、思ったより大変でした。


今まで、ガールスカウトの活動で発展途上国の現状について勉強する機会はあったけど、実際に行動を起こすことはあまりありませんでした。なので、毎日歩いた歩数が支援になるこの活動をやってみようと思い参加をしました。
私は、学校の登下校中や休みの日に散歩をした歩数を報告していました。舗装されている道を歩いている私と、全く整えられていない道を8,000歩以上歩いている発展途上国の子を比べたとき、同じ8,000歩でも全く違うなと実感しました。来年もキャンペーンに参加できたら、もっと歩いて貢献したいです。約3ヵ月間ジュニアアンバサダーとして活動できて良かったです。


今回、わたしは初めてWalk in Her Shoesに参加しました。
イベントに参加することで、同年代の仲間たちと楽しく歩いたり、日々活動している方に貴重なお話を伺ったりすることができました。
現地に赴くことは難しいけれど、わたしにできることは少しでも挑戦してみたいと思います。


今回のキャンペーンでは、毎日少しでも多く歩くことを意識しました。
例えば、駅までの道をいつもは自転車だけど、今日は歩いてみようかなとか、いつも通っている道でもゆっくり歩いて通ると、前は気づかなかったことに気づける様になりました。
忙しくてなかなか報告出来ない日が続いたり、歩数が全然伸びない日もあって悔しかったです。小さなことでも、続けていくことが大事だなと感じました。


昨年に引き続きジュニア・アンバサダーとして参加しました。その理由としておなじアンバサダーとしてイベントに参加した友人がいて、とても楽しかったと聞いたので今年はイベントに参加しようと思ったからです。
しかし、予定が合わずイベントには参加することはできませんでした。アンバサダーとしては今年が最後でしたが、イベントがあれば積極的に参加し、SNSなどで「Walk in Her Shoes」のことをもっと広めていきたいです。


私がWalk in Her Shoesに参加しようと思った一番の理由は、「言うだけ」の人ではなくて、「行動」ができるようになりたいと思ったからです。
ガールスカウトの活動や、新聞を通して、世界の不平等さを感じたり、それでもなにもできない自分に無力感を感じていました。だから自分が行動できると聞いたこの活動を知り、是非やってみたいと思いました。
一日8,000歩を歩くのは、受験生でもあり、部活が忙しいこの時期にはとてもハードなものでした。少しでも早く用意をして、歩いて学校までいくという生活をしていましたが、それも学校が忙しくなってからはできる日が減りました。
人のことを思い、行動するのは自分に余裕がなければとてもしんどいことでもあると感じました。
この活動を通してたくさんのことに気づきました。そのひとつは、私達は歩きながら勉強をしたり音楽を聞いたりできるけれど、水を汲んでいる女の子たちは重い水を運び、危険な道を通っているので、体の負担だけでなく、心の負担も大きいということです。
だから私達よりも、もっとしんどくて辛いことなのだと身を持って感じました。もっと歩きたかったという気持ちが残り残念ですが、たくさんのことに気づくことができたこの活動に参加して良かったです。

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