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ニュース&レポート

2017年12月27日カラダのミカタ高校生シンポジウムから Take Action!


12月17日(日)、バイエル薬品株式会社主催「バイエル カラダのミカタ高校生シンポジウム」が昭和女子大学コスモスホール(東京都世田谷区)でおこなわれました。ガールスカウト日本連盟も共催としてかかわり、高校生・大学生年代のガールスカウト16人も30人の実行委員の一員として、10月から準備を進めてきました。

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リハーサル風景。司会の2人。

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「第一部」は対馬ルリ子先生(女性ライフクリニック銀座院長)からカラダの話をうかがいました。とくに月経トラブルや女性特有の疾患の理由と私たちの生活の関係など、学校では教わらない話に、参加者は真剣に聞き入りました。もっと気軽に婦人科医に相談していいことも知りました。

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何でもあたたかく受け止めてくれそうな雰囲気の対馬先生。

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心に響くお話をしてくださった澤さん。

「第二部」はサッカー界のレジェンド澤穂希さんから、ご自身の健康管理について、その体験をお話しいただきました。心と体のバランスをとることの大切さ、そのために自分の体を知ることの大切さを教わりました。そしてドクターに相談することの大切さも! 澤さんが日頃から大切にしている言葉の数々「迷ったらやってみる」「苦しい時もひとりではない」「自分だけの色を磨く」「毎日が夢へと続く特別な日、夢はみるものではなくかなえるもの」と、「夢に向かってキラキラ輝く女性、前向きな女性に憧れる」というメッセージに、参加者はパワーをいただきました。

その後のトークセッションでは、対馬先生、共催団体の慶應義塾大学SFC研究所 健康情報プラットフォーム・ラボの本田先生を囲み、実行委員が体について不安に思っていることを話しました。本田先生からは「女性の一生で高校生年代は体作りをする大切な時期。しっかりと食事をとることや基礎体温をつけて自分の体を知ることが大切」とアドバイスいただきました。

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実行委員の声

● 婦人科に行ってみようと思った。健康のいろいろな悩みを相談していいんだと知って、今までより身近に思えるようになった。
● ここで教わったことを、学校の友達やガールスカウトの年下の子にも教えてあげたい。これからは、体のことで悩んでいる子がいたら悩みを共有したり、自分の悩みも相談したいと思った。
● 自分の身体のことをこんなにしっかり考えたのは初めて。先生たちが話してくださった内容はどれも新しい知識で、自分のカラダを大切にすることの重要さを強く感じた。

実行委員のガールスカウトたち

未来を変える力に!
女性が活躍する社会をめざして行政は仕組みづくりを進めています。一方、若い女性は勉強や仕事などいろいろ忙しく、なかなか女性自身が体のことを詳しく考える機会がないのが現状かもしれません。婦人科に行きにくいと思ったり、相談しにくかったりして、悩む女性も少なくありません。マスメディアの影響で過度の痩せ願望も蔓延しています。

高校生のうちに「ココロとカラダ」について正しく知ることは、その後の人生に大きく影響します。それは将来の自分の人生計画を考えることの土台となり、生き生きとした人生を送るための準備となります。そのことを知った若い実行委員たちの「自分たちの世代へ伝え広めよう!」という思いは、未来を変える力となってスタートを切りました。Take Action!

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