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2015年6月25日歩く国際協力Walk in Her Shoesキャンペーン活動報告


care国際協力NGO「ケア・インターナショル ジャパン」のキャンペーン「Walk in Her Shoes」は途上国の女の子が水を得るために歩いている距離を実際に歩くことで、他の参加者とともに途上国の少女を応援するキャンペーンです。
ガールスカウトは同キャンペーンにジュニア・アンバサダー(キャンペーンを広める活動をになうメンバー)として協力しています。2年目となる今年度は17の都道府県から29名の高校生が手を挙げました。
29名は国際女性の日である3月8日から5月31日までこのキャンペーンに取り組みました。取り組みを通し、ガールスカウトのグローバルアクションテーマ「一緒にならこの世界を変えられる」の活動へとつなげました。

wihs2015

ジュニア・アンバサダーたちのキャンペーンに対するコメント

Walk in Her Shoesキャンペーンに参加するのは二回目でした。
今回は、一緒の団の子や、知り合いの子も参加していたので、近状を報告しながら楽しんで取り組むことができました。前回参加することのできなかったチャリティウォークにも参加し、クイズなどを通して色々感じることができました。
忙しくて歩数報告をするのは正直大変でしたが、私の一歩一歩がゴールの一億歩の一部になったと思うとうれしい気持ちになりました。


私は今回のWalk in Her Shoesキャンペーンに参加した当初は、出来るだけたくさん歩くことを目標にしていましたが、実際取り組んでみると難しかったです。ですが、まとまった距離を歩けなくても、このキャンペーンに参加していることで、学校や出先で常に「歩く」ということを意識でき、計測はできなくても普段より歩く距離が長くなったのではないかと思います。このような意識ができるようになっただけでも、参加してとても良かったと思っています。


私はWalk in Her Shoesキャンペーン初参加でした。
思った以上に8,000歩歩くのが辛く、歩数が足りない日もありました。それが私の後悔です。同じ女の子で、私より年下の子達が毎日水を汲むために8,000歩歩いている辛さを身に染みて感じることができました。私は将来、女子教育を推進したいと思っています。発展途上国の女の子達が教育を受けられない理由が少し分かりました。このWalk in Her Shoesでの経験を将来の夢へと繋げていきたいと思っています。


今回のWalk in Her Shoesキャンペーンに参加して、長い距離を歩くことの辛さだけではなくイベントや発表を計画するときの大変さを学びました。
私は弘前市ガールスカウトと三沢米軍基地ガールスカウトの日米交流会でキャンペーンの発表をし、日本のスカウトとアメリカのスカウトの感想を聞きました。
キャンペーンのホームページにある動画を見せて両方から「自分ができることを考えていきたい」や「自分も参加してみたい」という感想を聞きました。他にも団のスカウトと一緒にノルディックウォーキングに参加したり、ふれあいの日に掲示物を掲載したりしてなるべく多くの人に伝えました。
春になり、自転車を使うことが多くなりましたが歩けるときは一生懸命歩きました。キャンペーンは終わりましたがこれからも歩いて、貧しい少女の現状を伝えていきたいとおもいます。


今回このイベントに参加して「歩くこと」の楽しさと大変を実感しました。いつも通学で通る道でも自転車などでは見ることのない別の景色を見ることができて、多くの発見がありました。しかし私たちは自分で歩く距離を決めたり、なにも荷物を持たない状態で歩きました。それだけでも大変でした。生きるために毎日重い荷物を持って歩くのはもっと大変なんだろうと考えさせられました。それと同時に今の生活に改めて感謝する気持ちにもなりました。


3月から5月まで3ヶ月間8,000歩を目指して歩きました、しかし8,000歩を歩いてもたくさんの距離を歩けるわけではなく、想像以上に大変だと実感をしました。記録を報告する時に他の人の歩数も見ることができ、私も頑張らなければ!と、モチベーションを保って歩くことができました。
私は予定が合わずイベントに参加できませんでした。せっかくこのキャンペーンに参加するなら、イベントには出るべきだと思います。だから次に参加するスカウトにはできる限りイベントには参加してたくさん歩いてもらいたいと思います!頑張ってください。


ただ歩くだけ、でもそれで同じ世界で生きている誰かが救われる…
携帯の万歩計を1日の終わりにチェックした時、数が大きければ大きいほど私の喜びとなりました。
活動を広める立場としてはあまり働けなかったように思いますが、自分の中では新しい国際協力の方法として良い刺激になりました。
どんなことでも、気持ちがあれば、心がこもっていれば、誰かのためになるのだと実感しました。
これからも、世界の人々が平和に生きられるように、日々意識を高めて行動していきたいです!


道じゃない道を歩いて水汲みをしている女の子の問題を、同じ年代の私たちがもっと良く知ろうとする行動自体がジュニア・アンバサダーの役目だと思います。
Walk in Her Shoesでそれを体験できました。残り少ない高校生活を悔いのないようにもっと大切に過ごしていきたいと思います。


このイベントに参加し、気づいたことは、1日8,000歩を歩くことの大変さ。参加する前は、「普通に過ごしていれば、8,000歩なんてすぐだろう。」と思っていました。しかし、万歩計を使って歩くようになって初めて、自分の普段の運動量の少なさに驚愕し、同時にこの道のりを重い水を持って運ぶ少女たちの状況を身を以て知りました。いつもより少し意識して、遠回りして歩いたり一駅多く歩いたり。私の一歩が役に立つなら幸いです。


私はガールスカウトのリーダーからこのキャンペーンを教えていただきました。
多くの人たちが安全な水も飲めずにいることや遠く離れたところまで水をくみに行く子どもたちがいることにショックを受けました。
今、蛇口をひねればきれいな水が出ることに感謝します。
キャンペーン中、歩いている間は毎日歩数計を気にしながら明日はもっと歩こうとか思いながら歩いていました。私が歩くことで途上国の人に少しでも役に立てたらいいなと思いました。

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