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ニュース&レポート

2018年10月16日マイクロンテクノロジー社との交流会Vol.2


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9月5日(水)、マイクロンテクノロジー社のApril Arnzen氏(Senior Vice President, Human Resources)の来日に伴い、ガールスカウト(大学生)との交流会が開かれました。半導体という市場で大きなシェアを持つ外資系企業マイクロン社、そこで活躍されているApril氏との交流会は、フレンドリーなお人柄からか、終始和やかな雰囲気で進んでいきました。

女性の活躍を期待する企業と、これからの活躍が期待される若い女性を代表するガールスカウトは、今回、「STEMでキャリアを追及するきっかけづくり」、ゲストスピーカーの金田賢哉氏(本郷飛行機株式会社 代表取締役)には、IoT社会の中で最も身近に感じられているドローンを切り口に、「イノベーションやスタートアップなど、技術を使った新しい形のキャリア像」をテーマにお話を伺い、ディスカッションをしました。

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おふたりは理系企業で女性が活躍することは、難しくないと話します。日本では女性の理系進学率は今も低く、その理由としては、理系科目が難しい、やりたいこと、なりたいものが明確でないと進学が難しい、また、理系の仕事は男性向きだという固定観念もあります。それだけではありません。技術や研究の場において問題になるのはキャリア形成です。日本が少子高齢化という現実を切り抜けるためには女性の活躍は欠かせません。しかし、女性にとってキャリアを形成していく際に大きな壁となるのは結婚、出産、子育てです。キャリア形成と出産・子育てという大切なふたつが同じ時期にあることは、女性がキャリアをあきらめる大きな要因でもあります。長い間、上手にそのふたつを両立しているApril氏は、完璧を求めないこと、やるべきことの比重をその時の状況に応じて調節すること、家庭や職場で謝らない、自分が頑張っていることを悪く思わないこと、ストレスの解消法など、ご自身の経験から得た具体的なアドバイスをしてくれました。

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ゲストスピーカーの金田氏は、起業のきっかけや方法、問題を柔軟にとらえることで解決の糸口が見つかることなどを、分かりやすく紹介してくれました。また、理系企業にしては女性が多いと話す金田氏のオフィスでは今後、試験的にオフィスを保育園にするそうです。働くパパやママのそばで子どもが過ごすという環境づくりがうまくいけば、今後日本における新しいオフィスのかたちになるかもしれません。
今回の交流会では、女性のリーダーと若い起業家というロールモデルに会い、意見交換する貴重な体験ができました。今回得たアドバイスと経験を生かして、これからの社会でぜひ活躍してほしいです。

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