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2020年9月7日「第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方について」に関するパブリックコメントを提出


ガールスカウト日本連盟は、「第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方について」に関するパブリックコメントを内閣府男女共同参画局に提出しました。

ガールスカウト日本連盟は、「第5次男女共同参画基本計画」基本的な考え方について賛同するとともに、以下の(1.~12.に記載)事項について、計画に盛り込むことを強く要望します。なお、これらはガールスカウトが実施した調査に寄せられた全国の女子高校生や女子大学生からの意見を基にしています。

ガールスカウトが提出した意見は以下の通りです。

1.男女共同参画という名称を、将来的に変更することを明記してください。
2.すべての項目に具体的な数値目標と期限を定めてください。
3.候補者の性別割合をより明確に。また、男女年代別割合も示してください。
4.女性に対する各種ハラスメント防止対策は、ニーズにあうものにしてください。
5.子供、若年層への性暴力の根絶に向け、より具体的な対策を実施してください。
6.インターネット上の差別や暴力に対し、より厳しい対策を実施してください。
7.防災・復興行政に携わる女性参画の数値割合と実現の期限を定めてください。
8.教育とメディアは分野を分けてください。
9.アンコンシャスバイアスに対する教育を強化してください。
10.ジェンダーに配慮した広告に関するガイドラインの普及を実現してください。
11.調査データは、性別および年代別に明記してください。
12.目標数、期限、連携先の記載は統一して、明記してください。

ガールスカウト日本連盟は、「少女と若い女性が自分自身と他の人々の幸福と平和のために、責任ある市民として 自ら考え、行動できる人となれるようにする」ことを使命としており、SDGsについても少女や若い女性をはじめとする一人ひとりの会員が、市民社会の一員として2030年までにSDGsを達成することを目指し、さまざまな取り組みをおこなっています。特に、SDGsの「目標5 ジェンダー平等を実現しよう」については、性別にかかわらず誰もが生きやすい社会にするためには欠かせない目標と考えており、「第5次男女共同参画基本計画策定にあたっての基本的な考え方」は、少女や若い女性の未来にかかわる重要な計画だと考えています。

 

<高校生年代・大学生年代の声>

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