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ニュース&レポート

2020年10月16日10月10日~11日国際ガールズメッセ プレイベントをオンラインで開催


10月10日~11日の2日間にわたり、日本のガールスカウト運動100周年事業 国際ガールズメッセ プレイベントを開催しました。
テーマは「わたしの声から広がる世界」。
多くの参加者と一緒に考えることができた今回のイベントが、社会へ声を上げる第一歩となったことを実感できる2日間となりました。

10月10日(土)

オンラインイベントイメージ

提供:宮内庁

「100周年オンラインセレモニー」

秋篠宮佳子内親王殿下からお言葉をいただいたほか、コミュニティアクション チャレンジ100アワードおよびB-Pアワード受賞者による活動報告や、日頃より少女や女性のエンパワーメント、そしてジェンダーに関する課題について活動をされている各団体の方にご協力をいただき作成した「伝えたいユースの声」の配信をおこないました。

 

「100年の活動をふりかえり未来へつなげよう」

中学生~ユース年代のガールスカウトたちと和田会長が、ガールスカウトがいかにジェンダー問題とかかわってきたか、歴史をふりかえりながら、今後の展望を広げる語り合いをしました。

オンラインイベントイメージ

 

「ガールスカウトカフェ」

中学・高校生年代のガールスカウトが、将来のことなどについて先輩のガールスカウトと話すことで、自分の可能性を広げることができました。

オンラインイベントイメージ

● 参加者の声(イベント後のアンケートより)
・先輩たちや同学年の方とお話しして、将来についての幅が広がりました。
・リモートだからこそ、普段なかなか会えない県や部門の方とお話できて良かったです!

10月11日(日)

「#じぶん部 ジェンダー に関する女子高校生調査2020発表」

高校生のガールスカウト9人が、調査の結果を発表するとともに、自分たちが実践している社会をより良くするための方法を伝えました。そして、調査から分かった自分たちが置かれている現状や解決について、同年代の高校生参加者とジェンダーについて一緒に考えることができました。

オンラインイベントイメージ

● 高校生参加者の声(イベント後のアンケートより)
・私はあまり「女の子だから」と言われたり感じたりしたことはないと思っていましたが、今回の話では自分も体験したことがあると気づき、この問題について再認識しました。
・今まで周りから「女の子だから」と言われていたけど、それに対して疑問をもったり自分のしたいことを発言して良いんだと思えました。
・実際に問題を解決するための策を考え、政府にパブリックコメントを提出していたことがすごいと思いました。
 

「YouTuberシオリーヌの「発信を続ける力」

日頃、性教育について発信をしているYouTuber シオリーヌ氏をゲストスピーカーとしてお迎えし、性教育がなぜ重要なのかについて質問を交えながらお話いただきました。

オンラインイベントイメージ

● 参加者の声(イベント後のアンケートより)
・「性教育は人権教育である」ということをお話を聞いて、まったくその通りと思いました。
・情報の発信の仕方も時代に合わせていくことはとても大切なことだと改めて思いました。
・知識を入れるだけではなく、周りの人に伝えていかなければいけないと思いました。
 

「#KuTooに見るジェンダーバイアス~私が声をあげるなら~」

#KuToo署名発信者の石川優実氏をゲストスピーカーとしてお迎えし、自身が声を上げるに至った経緯や発信される際に気を付けていることなどを質問を交えながらお話いただきました。

オンラインイベントイメージ

● 参加者の声(イベント後のアンケートより)
・頑張りすぎない。自分のために行動を起こす。それが人のためになる。
・「自分もアドボカシーができるんだ」と思えた。
・これまでは知らず知らずのうちに受けている性差別について、ぼんやりと意識している程度だったが、みんなで意見を交わすうちに、はっきりとした当事者意識を持てるようになった。思ったことを伝え合う良い機会であったし、非常に楽しかった。


多くの参加者と一緒に考えることができた今回のイベントが、社会へ声を上げる第一歩となったことを実感できる2日間となりました。
イベント全体を通して最後に、「女性の立場からいろいろな物事に関する考え方など、参加者の声を直接聞くことができたことは、とてもためになりました。ぜひ男性や違う立場の方々の意見もうかがっていきたい」という参加者からの感想も寄せられました。参加者から頂いた声を、来年開催する本イベントに反映しつつ、皆さんと一緒に考え、社会に発信していきたいと思います。
来年の国際ガールズメッセでは、より多くの方と直接お会いできることを楽しみにしています。

関連リンク

当日配信したプログラムの一部を100周年特設ウェブサイト、国際ガールズメッセページにて公開しています。

過去の高校生調査や大学生調査は下記ページに掲載しています。

 

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