Stop the Violenceキャンペーン(少女に対する暴力をなくすキャンペーン)

少女に対する暴力をなくすグローバルアドボカシーキャンペーンは2011年のガールガイド・ガールスカウト世界連盟第34回世界会議で開始されました。今後、世界連盟、また日本連盟で、私たちは、このキャンペーンに10年間取り組んでいきます。

ガールスカウト日本連盟では、女の子を取り巻く様々な暴力の形がある中で、第一弾として中高生や大学生等の身近にある「デートDV」の啓発活動に取り組んでいます。

STVバッジプログラム

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Stop the Violenceキャンペーン STVバッジプログラム 指導者用資料

Stop the Violenceキャンペーン STVバッジ要項 ※2022年5月まで申請期間を延長しました。

ガールスカウト独自の活動

このキャンペーンは対象を少女と若い女性としたキャンペーンになっています。女性や子どもを対象としたキャンペーンは多く、他の団体などでも取り組まれています。“少女”という存在は“子ども” 、また“女性”の中に含まれてしまい、見えにくくなっています。つまり、暴力の被害者としての少女の数は多いにも関わらず、子どもや女性という中に含まれ無視されている状態になります。 しかし、このキャンペーンでは、その間に隠された”少女”・若い女性に焦点をあてているという点で他団体にはないガールスカウト独自のキャンペーンとなっています。

助けるのではなく 少女に力をつける

また、もう一点このキャンペーンにおいて強調したい点は、このキャンペーンは対象である、少女 を助けるというものではなく、少女に力をつけるという点です。
世界中のガールスカウトが、また、日本のガールスカウトがとりくむべき理由は次の通りです。

1つ目はMUST

 しなければならない、するべき という意味です。
このキャンペーンの対象となる少女、また今現在暴力をうけている全ての少女はガールスカウトの姉妹、そして家族や友達です。彼女らは、私たちが普段活動をしている地域で生活しています。私たちガールスカウトには自分たちの周りにいる少女たちが力をつけ行動を起こせるようにする責任があります。

2つ目の理由はCAN

 私たちガールスカウトだからこそ、できるという意味です。
少女に対する暴力というのは様々な形態があり、それは、途上国・先進国どちらにおいても存在しています。私たち、ガールスカウトは国際的な運動体であり、世界145カ国で1000万人の会員がいて、世界中でキャンペーンに取り組むための組織力を備えています。

3つ目はEDUCATION

 教育という意味です。
少女に対する暴力をなくすキャンペーンには、教育、特にノンフォーマル教育が重要な役割を果たします。そして、私たちガールスカウトはノンフォーマル教育のエキスパートです。

4つ目はIMPORTANCE

 重要という意味 です。
このキャンペーンの対象となっている、少女と、若い女性自身がこの問題を取り組むべき重要な課題であると認識しており、それに対して行動を起こしたいという思いがあるということです。

最後の5つ目の理由はNO‐ONE

 他に誰もいないという意味 です。
少女に焦点を当てたキャンペーンは、多く展開されていると思われがちですが、そうではありません。女性と子どもに焦点をあてたキャンペーンに取り組んでいる団体はたくさんあります。しかし、少女への様々な形態の暴力に焦点をあてたグローバルキャンペーンは他にはありません。ガールスカウトが世界で初めて、このグローバルな問題に取り組むということです。

 

ガールスカウト日本連盟では現在、日本の少女や若い女性の身近にある暴力を中心に、すべての少女に対する暴力をなくすキャンペーン実施に向けて、プログラムを開発しており、今年度から、ガールスカウトの若い指導者を中心に普及を推進していきます。