目次

この事業は2018年度から募集対象を一般に広げ、名称を新たに「コミュニティアクション チャレンジ100 プロジェクト」から「コミュニティアクション チャレンジ100 アワード」にしました。

2020年 受賞チーム

2019年4月1日から2020年5月6日までに、活動報告のあった2019年度の「プロジェクト」60件について審査の結果、以下のとおり決定しました。
2020年の受賞チームによる発表は国際ガールズメッセプレイベント、オンラインセレモニー内でおこなわれました。その模様はこちらからご覧いただけます。

» 国際ガールズメッセプレイベント

■グランプリ 1グループ

恵泉女学園奉仕委員会訪問係2019

「楽しく遊ぼう・楽しく食べようプロジェクト」
チームメンバー:高校生年代

  • きっかけ
    卒業生が運営している子ども食堂が地域にあることを知り、はたらく女性とその子どもたちを自分たちで支援できないかと考えた。
  • 活動の概要
    学校内で参加者を募り、小学生を対象に放課後夕食を提供している子ども食堂を5月から定期的に年間35回にわたり訪問し、運営者が1人で夕食を準備している間、小学生と一緒に遊んだり宿題を手伝ったりした。
    また、経済支援のために園芸の授業で収穫した野菜や米を子ども食堂の食材として提供した。
    2月には全校生徒に向け子ども食堂の紹介と1年間の活動報告をおこなった。

  • ビジョン
    共働きの家庭が多く、地域の交流が減少してきている現代社会の中で、世代を超えた交流のときを持つことができ「孤独」をなくすことができる場が確保されている社会になる。
    女性がはたらきやすい環境になることで子どもたちも生き生きと生活ができるようになる。
  • ゴール
    定期的かつ継続的に一年間子ども食堂に訪問する。そのことにより子どものいる女性が安心してはたらきやすくなること。その子どもたちが楽しく学校以外の時間も生活できるようになること。
  • コミュニティに起きた変化
    自立した働く女性の姿を実際に体験を通して見ることで、将来私たち女性があるべき姿を意識するようになった。
    この地域にある学校の生徒としての自覚を持つようになった。
    子ども食堂にきている小学生たちが、年の近い中学生や少し年の離れている高校生と関わることで、コミュニケーションの場が増え、より社交的になった。
    中高生が訪問することで大切にされる存在だと気付き小学生の自己肯定感につながった。
  • 今後の活動
    子ども食堂の活動を継続し、さらに子どもたちや働く女性の支援をしていきたい。
    さらにこの地域だからこその女性の悩みに着目し、活動の幅を広げていきたい。
    身近な奉仕活動を通じて、生徒一人ひとりが社会に貢献できる存在だと実感してもらいたい。

■コミュニティアクション賞 3グループ

しんじょう・レインボープロジェクト

「しんじょうの⾼校⽣から世界へ愛を叫ぶ︕︕〜LGBTQ+をともに考えよう〜 」
チームメンバー:高校生年代、大学生年代、成人

  • きっかけ
    異質な自身の存在と周りに認められたいという気持ちの間で葛藤し、生きづらさを抱えているLGBTQ+について、もっと多くの人たちに知ってもらい、またジェンダーの枠にとらわれず多様性が認められ、一人ひとりが住みやすい日本、地域にしていきたいと思ったこと。
  • 活動の概要
    県立・私立図書館などの公共施設、高校など8カ所で高校生による写真・パネル展示をおこない、見学者に感想をもらった。また地域の大人、学生、教師を交えて読書と対話によるワークショップを開き、互いの立場を尊重しながら、LGBTQ+について共有・理解し、高校生のみならず地域・学校も多様性を受容し広げていく必要性を学んだ。
    市の施設においてカミングアウトしたタレントを招いてLGBTQ+をともに考え、多様性を受容できる社会についての講演会を開き、学生、一般含め147人の参加者があった。
    これらの活動により、90人の大人の地域メンター(助言者・支援者)を得た。

  • ビジョン
    LGBTQ+は特別ではない。そのことをまわりの同級⽣から地域へと広めたい。SDGsにあるジェンダー平等を実現するための⼀歩をこの新庄・最上地域の⾼校⽣に発信していく。もっと多くの⼈たちに、ジェンダーの枠にとらわれずさまざまな多様性を認めてもらい、一人ひとりが住みやすい⽇本、地域にし、HAPPYな⼈⽣を歩んでもらいたい。
  • ゴール
    ⼭形県からLGBTQ+を発信し、多くの⽅々にその存在を認知してもらえるようにする。⼩さな町から⾼校⽣が中⼼となりダイバーシティ社会を構築することを目指す。
  • コミュニティに起きた変化
    今まで性的マイノリティに偏⾒を持ち、特別視していた⾼校⽣や⼤⼈に正しい情報を伝え、まずは知ってもらえたことが⼤きな変化である。そして、私たち⾼校⽣が当事者意識を持ち活動をおこなったことで、地域の⼤⼈たちにも全⼒で応援してもらい、活動を⽀えてもらった。そんな地域コミュニティを形成できたことも良い社会へつながった。若者のために何か協⼒したいと思っていたけれども、具体的には何をすれば分からなかった⼤⼈の思いの受け⽫になったことも⼤きな成果のひとつである。
  • 今後の活動
    次の世代の私たち⾼校⽣が、私たちの町でHAPPY な⼈⽣を歩んでいくために、今この地域に何ができるかをもう⼀度考え、次のアクションにつなげたい。性的マイノリティも⼤切であるが、今後さまざまな多様性を認め合い、受容できる新庄最上のくらしを考え、その理解の輪を私たち⾼校⽣から発信していきたい。

MIYAZAKI GIRLS KP

「for smile😊」
チームメンバー:中学生年代、高校生年代、成人

  • きっかけ
    未だに⼥性に対する考え⽅・固定観念にとらわれて、⼥性は地位が低い、家庭にいるべきなどの考え⽅を持っている⼈が多いと思ったため。⼥性に対する考え⽅を変えよう、などジェンダー平等を実現するための記事やニュースなどに多く触れ、宮崎でジェンダー平等のためにどう⾏動できるか、何ができるかと考えたときに、ガ-ルスカウトで学んだことを生かして、より多くの⼈に男⼥は平等であること、⼥性が暴⼒を受けていることを知ってもらい、1⼈でも多くの⼈に考え、⾏動を起こしてほしいと思った。
  • 活動の概要
    宮崎県庁でのパープルリボンキャンペーンのイベントに実行委員メンバーとして参加し、企画・運営に積極的に携わり、当日は高校生3人がジェンダーバイアスにより起きている問題や解決に向けた活動についてのスピーチ、ブローチの配布、フラッシュモブなどおこなった。
    また、ポスターによる啓発活動、ラジオの生放送出演、中高生や保護者、大人を対象としたインターネット安全教室の運営などをとおして、をネット被害の未然防止策について学んだ。
    これらの活動について、SNSや広報誌を通じて発信した。

  • ビジョン
    ガールスカウトの活動でたくさんの⼈を笑顔に
  • ゴール
    ガールスカウトで作成した少⼥や⼥性に対する差別や暴⼒をなくすためのポスターを県内各地のいろいろなところに掲⽰し、⾃分を⼤切にすること、⼥性への暴⼒や差別など、今の⼥性達が直⾯している問題をより多くの⼈に知ってもらう。また宮崎県内のガールスカウト会員だけでなく、学校や地域の⼈たちにも正しい知識を持ってもらう。たくさんの⼈の笑顔に繋げる。
  • コミュニティに起きた変化
    ⼀般の⽅にガールスカウトの少⼥や⼥性に対する暴⼒をなくすための活動を知ってもらえた。
    パープルリボンキャンペーンにさまざまな形で県内のガールスカウトや成⼈会員が関わり、知識を広め、意識を⾼めることができた。
    インターネットの安全教室を開催することで、トラブルを回避する⽅法を学ぶことができた。
  • 今後の活動
    今回の活動を継続しておこなっていきたい。
    また、⼥性に対する暴⼒をなくすための活動に関わるパープルリボンのネットワークの他団体との連携を深め、⼥性に対するさまざまな問題を解決するための知識を深める勉強会を開催したい。
    性暴⼒のない社会になることを願い、宮崎市内でおこなわれているフラワーデモに参加したい。

チーム青空

「ながののこども支援プロジェクト」
チームメンバー:高校生年代、大学生年代、成人

  • きっかけ
    2019 年10月の台風19号において、長野市は千曲川の決壊により今までにない被害を受けた。身近な地域で起こった出来事に、ガールスカウトの私たちにできることは何かを考え、災害規模が最も大きかった地区の避難所の様子を聞きプロジェクトを立ち上げようと思った。
  • 活動の概要
    台風19号で被災し避難所で生活している少女たちのための活動を企画し内容を高校生年代で考えた。
    チャイルドファンドジャパンに呼びかけ、資金援助を得た。
    また県・市の教育委員会等から後援を得てちらしを作り、被災地域の学校に配布した(2000 枚以上)。
    12月28日に「Friendship Day」としてプログラムを実施。クッキーデコレーション、ピタパンやパフェ作り、オリンピックにちなんだゲーム、新体操グループの発表と体験などを地区のガールスカウト、成人会員とともにおこなった。
    2月にはワールドシンキングデイプログラムをおこない、被災地域の子どもに参加してもらった。

  • ビジョン
    避難所生活を余儀なくされている家族の方々が、安心した生活にもどれるようになり、特にそこで生活をする少女たちの笑顔が見られるようになる。
  • ゴール
    ガールスカウトで企画したイベントを運営し、そこに被災された地域の子どもたちを招き、一緒に楽しめる時間を過ごすことを一度きりにせず、月に1回の集会に参加してもらえるようし、夏のキャンプを一緒に体験してもらえるようにする。
  • コミュニティに起きた変化
    企画した少女と若い女性にとっては、災害非常時の子どもたちのメンタルや不自由な生活を送るという事態について、身近に感じる機会となった。少女のやりたい事に耳を傾け、どう実施してあげることが好ましいかを、自分の少女時代に重ねて真剣に考えることができた。また、外部団体と柔軟にプロジェクトを進めていく力をつけた。
    ガールスカウトの中でも、このプロジェクトに賛同してもらうことができたが、他団体にも影響を与えることができた。
    避難所の少女の声を形にしたものであったが、男の子の参加もあり、みんなが笑顔になるになる機会となった。
    たくさんのボランティアが主に解体作業や泥のかい出し等の作業に入っていた。子どもたちに目を向けたボランティアもいくつかあったが、少女と若い女性が実施したものとして新聞等2 社が紹介してくれた。
  • 今後の活動
    一人ひとりの小さな行動が被災地を早く復興させることができるということを学ぶことができたので、ガールスカウトの一員として、ひとりの人間としてできることを探していきたい。

■チャレンジ賞 2グループ

ガールスカウトF23 ~そよ風5人組~

「ライトアップin 大川 ~パープル(紫)編~」
チームメンバー:成人

  • きっかけ
    毎年パープルライトアップは都市の主要施設でおこなわれていることはニュースで知っていたが、地元の観光施設等は毎夜七色のライトアップがされているが活用されていないことに気付いた。パープルライトアップ運動はこれまで大川市ではおこなわれていなかったが、『女性に対する暴力をなくす運動』に取り組み、それは私たち女性から発信しようと考え、2つの観光施設のライトアップを関連付けることにより発信力を高めようと考えた。
  • 活動の概要
    関係先(市役所、観光施設等)へライトアップ実施に向けて許可と具体的な日程を打ち合わせ、調整し、取組内容に多くの賛同を得て実施。ポスターやチラシの作成、各種メディアへの記事掲載を依頼した。掲載記事等は、広報誌、新聞、ラジオ、SNS、地域イベントでさまざまな年代に向けて発信した。
    内閣府のパープルライトアップキャンペーンの参加と地元キャラクターのパープルリボン着用写真の掲載にも取り組んだ。
    ●掲載記事等詳細
    ・【市内広報誌】大川市報(11/1 号)、(1/1 号)
    ・【地元新聞】有明新報(11/14)
    ・【地元ラジオ】FM さが(11/18 番組内でメッセージ)
    ・【SNS①】GS F23 団内のブログ発信
    ・【SNS②】フェイスブックの投稿
    ・【地域イベント①】10 月大川木工祭り
    ・【地域イベント②】11 月市内ミニ映画祭
    ・【地域イベント③】11 月市文化祭表彰式

  • ビジョン
    「女性に対する暴力をなくす!~パープルリボン運動~」が広く知られ、男性にも女性にも『暴力はいけない!』『一人で悩まずに相談する』ことが浸透し、暴力のない安心・安全な明るい社会になること。
  • ゴール
    国指定重要文化財である大川市の観光名所 筑後川の可動式橋梁「昇開橋」と地域の基幹産業の一つである木工を代表した「組み立て式茶室(MUJYOAN)」を活用し、この2カ所を11月にパープルライトアップすることで「女性に対する暴力をなくす運動」が市民及び地域に浸透し、毎年11月に必ずライトアップするような長続きする活動にする。
  • コミュニティに起きた変化
    ガールスカウト会員およびその保護者もライトアップされた施設や各種媒体(SNS 他)での掲載写真を見て大いに興味をもち身近に感じることができた。市担当職員も協力的で、思いがけず1/1 号の市報で記事を掲載してもらえたことで私たちの活動がより認知された。また、外部団体(大川女性ネットワーク)にもこのパープルリボン運動をきっかけに協力することができた。
  • 今後の活動
    一過性で終わることなく、今後もガールスカウトとして継続して取り組み、関係先(市役所、市教育委員会、女性ネットワーク等)と連携を強化していく。さらに具体的な内容、より分かりやすいPR を目指す。また、幼児虐待防止月間(11月)も同時に含めて活動すること、少女たちと一緒に取り組める内容となるよう工夫をする。

Sun Flower ~東京都第217団レンジャープロジェクト~

「自分たちの輝く未来のために」
チームメンバー:高校生年代

  • きっかけ
    2019年8月全国キャンプ(戸隠)の「子どものための人権教育プログラム」でジェンダーによる差別を学び、これから社会に出る私たちにどんな影響を与えるか調べてみたら、「家事育児は女性の役割」という固定観念がいまだに強く、仕事の継続やキャリア形成を妨げていると知った。
    文京区の成澤区長は首長として全国で初めて育休を取得したが、10年たった今、男性の育休取得がどういう状況なのか、取れない場合は何が問題なのか調べてみようと思った。
  • 活動の概要
    11月にアンケート作成し、区内のボーイスカウト、ガールスカウトの保護者、関係者、知人を中心に120 枚配布し協力を依頼した。12 月に アンケートを回収(76枚)。
    育児休業中の女性にインタビューし、仕事と子育ての両立などについて質問した。
    また、文京区議会議員の宮野ゆみこさんにインタビューし、制度や子育て支援の現状を学び、課題や提案を考えた。
    この問題についてこれから社会に出て子育てをする世代の男性に知ってもらうために、アンケート結果に私たちの意見や提案を加えてまとめ、文京区ボーイスカウト連絡協議会の合同集会で1月に発表・展示し多くの来場者があった。展示以外にもデジタルデータとしてまとめ、辻清人衆議院議員、成澤廣修文京区長、2人の文京区議会議員(白石英行さん、宮野ゆみこさん)に渡した。

  • ビジョン
    これから社会を担う若い女性も男性も、仕事と育児を両立することができる社会をつくる
  • ゴール
    育児は女性だけの役割ではないということの理解を広める
  • コミュニティに起きた変化
    展示を見た大学生や保護者、20代30代の男性から、このプロジェクトへの励ましや共感を得た。ちょうど現職大臣の育休取得がニュースになっていたので、いろいろな意見を得ることができた。
  • 今後の活動
    育児以外にも、ジェンダーに関わる固定観念を男性にも女性にも気付いてもらえるように、課題を見つけて発信したい。

■日能研賞 1グループ

しんじょう・レインボープロジェクト

「しんじょうの⾼校⽣から世界へ愛を叫ぶ︕︕〜LGBTQ+をともに考えよう〜 」
(コミュニティアクション賞とダブル受賞)

2019年 受賞チーム

2019年 CAC100アワード表彰式

10月14日にSYDホールにて表彰式をおこない、コミュニティアクション賞2グループ、チャレンジ賞4グループ、日能研賞1グループを表彰しました。第1部での表彰式と活動紹介、受賞者の活動報告のあと、第2部ではコミュニティアクション賞受賞者と審査員によるパネルディスカッション「少女と女性が生きやすい社会の実現に向けて」がおこなわれました。

 

2018年4月1日から2019年3月31日までに、活動報告のあった2018年度の「プロジェクト」66件について審査の結果、以下のとおり決定しました。

■グランプリ 該当なし

■コミュニティアクション賞 2グループ

大分県 チーム「オラブ」

「歩く国際協力・オラブプロジェクト」

公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパンが実施している活動「Walk in Her Shoes」を活用し、少女が教育を受けうることのできる社会に向けて取り組みをした。

■ビジョン
世界の同年代の女性たちが、当たり前に教育を受けられる、よりよい世界をつくる。

■ゴール
・同年代の少女たちが、私たちと同じように教育を受けられる社会になる。
・多くの人が「歩く国際協力」について知り、ともに行動をし、理解者が増える。

■影響を与えた数
・1日8000歩を歩き、多くの人に歩く国際協力を知ってもらう。
・クラウドファンディングにより、35,000円の支援を得た。

■活動の成果
・この活動に賛同した小学生たちの一生懸命さが、周囲の人たちの心に響き、協力者が増えていった。私たちにできることが身の回りにはたくさんあり、やる気になれば、何にでもチャレンジできることに気付いた。
・合同新聞社を訪問し、企画したチャリティーウォークの記事の広報を依頼したところ、大きく取り上げてもらえ、県知事の奥様から励ましの言葉をいただけた。

■今後の展望
・同じ女性として「私たちができること」を多くの人に知ってもらい、理解者を増やし、仲間を増やしたい。
・私たちが今まで当たり前だと思っていたことが、世界でも当たり前になるように、これからの活動にチャレンジしていきたい。

京都府 チーム「そなえの極み乙女」

そなえよ乙女

自然災害の多い近年、京都市が発行した『女性のための防災ノート』を知り、女子中高生の視点でもっと対象年齢の幅を広げた防災ノートを作ろうと考え、作成し、各所に配布をおこなった。

■ビジョン
災害にあっても多くの人が困らないで避難生活を過ごせる社会にする。

■ゴール
女子中高生が考える災害時に必要な情報をつめたノートを、多くの人に携帯してもらえ、そして何かあれば活用してもらえるように作成し、配布する。

■影響を与えた数
・防災をテーマとしたイベントで、作成したノートを800人に配布し、携帯を呼びかけた。
・防災訓練時に小学校で、作成したノートを配布した。

■活動の成果
防災ノートを受け取った人たちから、「STOP the暴力についても書かれていて、日頃、話題にしづらい内容であったので、ありがたかった」「持ち物や防災知識はもちろん、癒しになる写真を貼る欄があることに感心した」という声をいただいた。
防災ノートを作ることにより、自分たちも防災について改めて考え、興味を持つきっかけになった。

■今後の展望
小学校で開催されるPTAとおやじの会主催の防災キャンプでガールスカウトのコーナーをもち、私たちの防災ノートを配布し、防災に必要なことを子どもたちにもっと広めていきたい。

■チャレンジ賞 4グループ

奈良県 チーム「奈良教育大学ユネスコクラブ」

西日本豪雨災害復興支援ボランティア

2018年7月に発生した西日本豪雨災害を受け、自分たちができることを行動化しなければならないとの想いから、ボランティアチームを結成し、災害支援をおこなうとともに、防災意識の向上にむけて取り組みを進めている。

■ビジョン
・次世代教員として、自身の防災意識を向上させること。
・被災地の復興を支える一助となること。

■ゴール
女性や高齢者、子どもなどを含む、豪雨によって被害を受けた人々の復興を支える。

■影響を与えた数
・2018年7月~11月間の11回、岡山県岡山市および倉敷市でボランティア活動をおこなった。
・活動で得た学びを発信するために、12月に被災地ボランティアシンポジウムを開催した。

■活動の成果
一人暮らしの女性のお宅を継続的に訪問し、復興のサポートをすることができた。現地での活動や、現地の方々とのかかわりをとおして、防災意識を向上することができた。

■今後の展望
今回の取り組みをとおし、かかわった学生の防災意識を向上することができたので、さらに多くの学生に防災意識を広めるため、被災地を訪れる1泊2日の活動を企画中。

福岡県 チーム「PRG(ピンクリボンをPRするガールズ) 」

ピンクリボンプロジェクト

NPOのパンフレットから、ピンクリボン活動を知り、特にお母さん年代の人たちに検診を呼びかけ、ピンクリボン運動PRのための活動をおこなった。

■ビジョン
自分の周りの人のために、より健康な生活が送れるよう、みんなで支え合い、助け合う社会(地域)になる。

■ゴール
乳がん啓発キャンペーンをおこなうことで、検診への声かけ、早期発見、早期治療につなげることができる人を増やす。

■影響を与えた数
ピンクリボンアンケートの回収 100枚以上
ピンクリボンカードの配布、啓発グッズの配布 100人以上
触診モデル体験 20人以上

■活動の成果
ピンクリボンに関するクイズをおこない、多くの人にピンクリボンを知ってもらうことができた。また、乳がんに関するアンケートをおこない、集計結果を展示により報告することができた。

■今後の展望
①自己チェックは早い時期から始めた方がよいことを伝えたい
アンケートの結果、40歳以下、特に高校生はまだ早い、自分には関係ないと感じている人が多かった。若い人は検診での男の先生への抵抗感や、検診が恥ずかしいと感じているので、自分でおこなうセルフチェックから実行し、自分で触診してもわからない場合や、少しでも異常を感じたら、病院へ行くことをもっと伝えていく。

②乳がんについて調べ、学び、正確な知識を持ちたい
早期発見、早期治療ができれば、自分自身を含む女性の命が助かるので、そのためにも自分の体についてもっと興味を持つように伝えていく。

奈良県 チーム「平城東中学校生徒会」

いじめをなくそう!

いじめが起きている現状、学校に登校ができない生徒がいる現状から、学校に行きたいと思える空間をつくりたいと考え、よりよい学校となるよう取り組んでいる。

■ビジョン
学校でいじめがなく、すべての生徒が楽しく学校に来られるようになること。

■ゴール
学校内でのいじめをなくすこと、起こさせないこと。

■影響を与えた数
全校生徒360人にいじめについて知ってもらい、考えてもらった。
いじめを起こさせる暗い雰囲気をなくすため、地域の人の手も借り、校内を清掃した。
全校生徒360人に対し、「奈良ストップいじめ 3カ条暗記テスト」を実施し、標語を広めた。

■活動の成果
よりよい学校づくりのため生徒会を中心とし、学校内、地域へといじめに関しての関心がひろがりつつある。

■今後の展望
この活動をとおして私たち生徒自身が学校のいじめについて学び、深く関心を持ち、どうすれば学校がよりよくなるかを自分たちで考え、行動を起こすことができるようにする。

京都府 チーム「にじいろ」

ジェンダーレスプロジェクト

少女や女性が、自身や周囲の無意識なジェンダーバイアスによって、進路や考え方を制限していることに気付き、ジェンダーバイアスを取り除き、自信をもって行動できるよう、現状を伝え、意識の改善に努めた。

■ビジョン
ジェンダーバイアスがないことが、当たり前の社会になる。

■ゴール
ジェンダーギャップが存在していることに気付き、それぞれがジェンダーバイアスのない社会にするためにできることを実行する。

■影響を与えた数
・大学で、「子どもの保育と人権」の授業を1コマ(1時間半)いただき、こども教育学科の1年生35人と学部長に向けて、ジェンダーバイアスに関する取り組みを発表した。
・ガールスカウトの活動においても、さまざまな場で理解促進に向け、発信をおこなった。

■活動の成果
全員から自分自身の体験をふりかえったり、考えを巡らすようなコメントをいただいた。また、保育者になる人たちにとって、新しい刺激となった。

■今後の展望
各年代にあわせたPowerPointの資料を作成し、公開していく。
合わせて、保育者向けの研修会の企画・運営を考えている。

■日能研賞 1グループ

兵庫県 チーム「神戸地区協議会SR ミーティング in 神戸まつり2018」

ありがとうの輪を広げよう~ガールだヨ!全員集合!~

ガールスカウトの認知度が低く、「ガールスカウト」を「ガールスカート」と勘違いされたり、ユニフォームを着用して活動していても、「あのグループは何?」という目で見られることから、認知度を高めるための取り組みをした。

■ビジョン
ガールスカウトの名前と活動のよさを理解してもらい、一緒に活動する仲間を増やす。そのことにより、よりよい社会へとつなげる。

■ゴール
ガールスカウトの存在とそのよさをもっと知ってもらい、神戸地区の仲間を増やす。

■影響を与えた数
神戸まつり来場者、パレード参加団体等
パレードは、約1150メートルを約40~50分かけて歩いたので、沿道にて、多くの方に見ていただいた。
サンテレビでの放映時間 約1分20秒

■活動の成果
「神戸まつり」という地元のお祭りに参加することで、ガールスカウトを地域の方々にしってもらうことができた。パレード観客だけでなく、テレビ中継を見た人にも知ってもらうことができた。

■今後の展望
今後もシニアスカウトやレンジャースカウトが企画から携わっていきたい。展示物なども含め、ガールスカウトの活動の様子が伝わるような伝え方をしていきたい。

2018年 受賞チーム

2018年 CAC100表彰式

10月7日にガールスカウト会館にて、表彰式をおこないました。午前中に、コミュニティアクション賞受賞チームの表彰、チームからの活動報告がありました。午後はヘレン・ストローセミナーに参加したユースの方たちからのメッセージを聞き、そしてSDGsゲームを体験しました。

表彰式イベントライブ動画(YouTube)

ユースからのメッセージライブ動画(YouTube)

2017年6月1日から2018年3月31日までに、活動報告のあった2017年度の「プロジェクト」39件について審査の結果、以下のとおり決定しました。コミュニティアクション賞受賞チームには、10月7日におこなわれた表彰式にて表彰状を授与し、チャレンジ賞受賞チームは、チームリーダーの所属連盟長に表彰状をお渡ししました。

■グランプリ 該当なし

■コミュニティアクション賞 3グループ

以下に各チームのプロジェクト概要を活動報告から一部抜粋し掲載。

東京都 チーム「ヘルプマークを広めよう」

ヘルプマークを広めよう

■ビジョン

みんながヘルプマークを知り、ヘルプマークに気がつくことのできる社会にする。

■ゴール

ポスターや新聞で1000人に伝える。直接会って、100人に伝える。

■目標

①ガールスカウト140人に伝える。

②地域の人800人に伝える。

③ヘルプマークを持っている人60人と交流を持つ。

■ゴール評価

地域の人やガールスカウトのほかの団の人を対象にした。ゴールは達成した。地域の人やガールスカウトの人は、ヘルプマークだけでなく、ヘルプカードを知ることができた。

■影響を与えた人数

①約100人(シニアスカウトのグループ、ブロック団委員長会議、リーダースクラブ、所属連盟活動報告会、他県連盟には直接伝えて、ヘルプマークとヘルプカードを知ってもらった。)

②230人(区長さん、教育委員会、商店街の方、大学の方、学習塾の方、私立中学女子部の方、区の子育てネットワークの方、社会福祉協議会の方、環境ネットワークの人には直接知ってもらった。)こども新聞で約2000人に知ってもらった。(区の子ども祭りに参加した人に1000部、ガールスカウトの出身幼稚園、保育園には500部配って知ってもらった。他に区の図書館やコミュニティーセンターや児童館、小学校などに500部配られた。)

③0人(区の福祉施策推進課のイベントと日程が合わなかったため)

■これからの展望

商店街や他の大人の手を借りるやり方がわかり、人の力を借りて伝えたいことが伝えられることが分かったので、それを生かしたい。ヘルプマークで地域にガールスカウト活動を広めることができたので、その方法をジュニアなどに引き継ぎたい。5人全員一つのことに取り組むのでなく、それぞれの個性に合わせて分担すればいいことが分かった。

滋賀県 チーム「GSS43」

Stop Food Loss (SFT) 

■プロジェクトを始めたきっかけ

『Be The Change』のガイドブックに沿って活動し、コミュニティや自らの周りについて考えた。世界では多くの人々が飢餓で苦しんでいる一方、多くの食べられる食品を捨てていることに気付いた。

■ビジョン

食べられるのに捨ててしまわれる食品がなくなって飢餓で苦しむ人がいない世界

■ゴール

食品ロスの現状について多くの人に知ってもらう

■目標

動画配信:6カ月で再生回数3,000回

■ビジョン評価

食品ロスについて知らなかった人や食品ロスを減らすためにやっていることがなかった人に「これからやっていこうと思う」と思ってもらえた。また、次世代を担う子どもたちにも多く参加してもらい、食品ロスについて知ってもらえことで、子どもたちが大人になったときには、よりビジョンに近づいていると考える。「少女や女性にとってよりよい社会になったか」の視点においては、子どもを産む女性にとって栄養が十分に取れることは母子の命を守ることにもつながると思う。

■ゴール評価

子どもを中心とした地域の人を対象とした。多くの人に動画視聴やイベント参加してもらえたのでゴールは達成できていると考える。動画をネットで配信したことで海外の人にも見てもらえた。

■目標の評価

動画:再生回数1739回(2018年3月21日18時現在)→ 57.9%達成

その他、他団体のイベント等でご使用いただいた。

ゲーム(11月、3月合計):約200人、内ガールスカウト 約25人→200%達成

一般の方に多く参加していただけた。

絵画:105枚→350%達成

達成できなかったものもあるが、全体的に目標を大きく上回ることができた。

■影響を与えた人数

アンケートより:

・食品ロスについて知らなかった・聞いたことはあった人122人→イベントを通して知ってもらえた。

・今後食品ロスについて気を付けようと思う119人→食品ロスについて意識してもらえた。

地域のショッピングモールにて(11月イベントで場所借用):

実施したショッピングモールでは「つれてって!それ、フードレスキュー」のキャンペーンへの取り組みが活発ではなかったが、私たちがイベントで取り上げたことをきっかけに「今後力を入れようと思う」と言ってもらえた。ガールスカウト活動についても知ってもらえ、興味を持ってもらえた。3月イベントでは、数社のメディア(新聞2社、TV1社)に取材していただくことができたので、イベントに参加していただけた方のみでなく、そちらをご覧いただける方にも知っていただけるのではないかと思う。

■アクション前後のチームメンバーの変化

今までも気にしていなかったわけではないが、普段の生活でより意識するようになった。また、人の行動にも目を向けるようになった。活動を通して、食品ロスを知らない人・意識していない人も多いことに気付き、大切な活動であると感じた。

■これからの展望

唯一目標が達成できなかった動画については、今後も広める活動を続ける。今回のプロジェクトでは食品ロスについて意識しようと思ってもらえなかった人もいたため、なぜ影響を与えることができなかったのかを考え、そういった人たちに影響を与えられる活動を考えていきたい。また、中心となって活動したレンジャースカウトも新年度からはリーダーとなるため、団の年少部門のガールスカウトと共に取り組める活動も考えていきたいと思う。3月イベントでお借りした会場の方からイベントのオファーをいただいたので参加したい。

兵庫県 チーム「こどもフェスタ実行委員会」

兵庫駅南公園こどもフェスタ

■ビジョン

ガールスカウトが中心となり地域での顔見知りが増え、地域活動をする大人がロールモデルとなり活動が継承されていること。

■ゴール

年代性別関係なく、居場所と出番があるチーム。当初は参加する側だった子どもたちがフェスタのプロデューサーになっている。

■目標

この校区は、安全安心で子育てしやすく地域のつながりが深いと感じてもらえること。第1回目は、大人が主体でコーナー運営をおこなうが、徐々に子ども主体でのPDCAサイクルが稼動するように働きかける。

このフェスタには居場所と出番があったと全員が思えること。

■少女と女性の視点に立っているか

子育て中の母親にとっては、地域のつながり作りは必須で、今回のフェスタをきっかけに顔見知りが増えた。

公園内で着替える場所を設けるなどの配慮をおこなった。

■少女と女性にとってよりよい社会になったか

小さな子どもをつれて自由に遊べる公園が減っている中で、普段体験できないような遊びをたくさん展開できた。大きな遊びの展開は、女性だけでは限界があるが、男性のプロフェッショナルに加わっていただくことで、より幅広い経験ができた。

今回は、大人がプロデュースの主体であったが、ジュニアスカウト(小学6年生)、シニアスカウト(中学1年生)が自発的に当日の運営ボランティアに加わった。自ら考えて行動できている姿に感動した。

リーダーが代表を務めたことで、自発的な意識やチームワークが自然と芽生えた様子に感動した。

■影響を与えた人数

約500人

■もたらした変化

「震災後22年間で、初めて兵庫駅南公園が有効活用されているところを見た!」と言われたほどの、公園の利活用と、地域のつながり作りにつながった。

普段立ち入り禁止の水路で、水遊びができた。

兵庫区内の地域活動プレイヤー同士のつながりができ、さらに広がった。

■アクション前後の変化

当初、3団体(ガールスカウト、図書館、プレーパーク)出店でのフェスタを想定してスタートしたが、プロジェクトのビジョン、ゴール、目標を共有する中で、輪が広がっていった。

「さあ出番だよ!こどもたち×もっと愛されたい公園×つながるオモロイおとなたち」

というキャッチフレーズで、共感する人が地域に多く存在するということに気がつくことができた。

ガールスカウト活動で大事にしてきた方向性が、間違っていないこと、多くの共感を得られるということを実感できた。

■これからの展望

将来に渡り活発なまちづくり活動を維持するための新たな担い手として、この実行委員メンバーでこれからも活動を続けたい。

フェスタをきっかけに新たなネットワークが生まれ、新たな取り組みや仕組みが生まれることを望んでいる。

今後も継続して、地域の子どもたちのための居場所と出番と体験活動の機会の提供、公園の活性化、地域の多世代交流と、異団体の連携による次世代への地域活動の継承、地域や人やまちづくりへの愛情と、チームワークの醸成を目指す。そのために、子どもたちが主役となる働きかけを、さまざまなアイデアでおこなっていく。

■チャレンジ賞 5グループ

以下に各チームのプロジェクト概要を活動報告から一部抜粋し掲載。

和歌山県 チーム「チームハラ」

子供も安心マナー改善プロジェクト

■プロジェクトを始めたきっかけ

通学に使う電車で、マナーが悪い人が多い。どうにかならないのかなと思ったから。

■ビジョン

みんなが人に優しくできる世界

■ゴール

妊婦さんや、障害のある方でも、快く利用できる電車の車内環境を作る。

■目標

①マナーをどう改善してほしいか考える

②ポスター掲示許可を取る

③ポスターを作成する

④ポスターを掲示する

⑤効果を感じてもらえたか、再度インタビューする

■ビジョン評価

はじめに描いた世界に近づいたと感じる。

体の不自由な人や妊婦さんに席を譲るなどの基本ルールはもとより、他の人を不快にさせないというビジョンを立てていたが、通学時乗る電車ではそういった行動が見られなくなった。女性含め、さまざまな人に優しい、よりよい社会になったと考えられる。

■ゴール評価

最寄り駅を利用する人たちを対象とした。ゴールは達成できた。コミュニティには快く利用できるよう変化を加えられたと思う。

■目標の評価

インタビューする時間が無く、自分の改善したいところだけを盛り込んだポスターになってしまったので、インタビューできれば、新たな発見もあったのではないかと思った。

■影響を与えた人数

不特定多数なため、断定はできないが、ポスターを見てくれた人には影響を与えられたと思う。

■アクション前後のチームメンバーの変化

改善したかったことを行動に起こして改善できたので、今後もこのプラスな体験を通しておかしいと思ったことは変えていけるようにしたいと、心境の変化があった。

■これからの展望

マナーの改善は、これからどこにでも課題となるし、なくすのは難しい課題であると思う。しかし、今回のように小さなことからこつこつと改善に向けて行動していきたいと思う。

鳥取県 チーム「打吹天女ガールズ」

倉吉からランドセルを贈るプロジェクト

■プロジェクトを始めたきっかけ

チームメンバーが、ノーベル平和賞を受賞したマララさんの番組を観たり本を読んだりして、世界には紛争や貧困・古い慣習のために学校に行けない子どもがいることを知った。一方、私たち日本人の多くは小学校を卒業するとランドセルの使い道がなく、ゴミとして処分している。日本製のランドセルはしっかりとした作りであり、6年間大切に使ってきて愛着もあることから、処分することに抵抗を感じる人は少なくない。そんな折、先輩ガールスカウトが公益財団法人ジョイセフ(以下、ジョイセフ)を通じて自分のランドセルをアフガニスタンの子どもにプレゼントした話を聞き、自分たちのランドセルも贈りたいと考えた。

■ビジョン

2017年、日本の子どもたちのほとんどは、学校に行き、自分の将来に夢をもっている。しかし、世界に目を向けると、アジアやアフリカの途上国などには、紛争や貧困・古い慣習のために学校に行けない子どもが大勢いる。私たちのプロジェクトは、倉吉市に住む子どもたちが世界の子どものおかれている状況を知り、自分の持ち物を譲る気持ちを持つこと。日本での役割を終えたランドセルをアフガニスタンに送り、現地の子どもに学校に行くきっかけを作ることができる。途上国の子どもたちが学ぶことによって、経済的に自立し貧困の連鎖を裁ち切ることにつながる。経済的な安定は、紛争の原因を減らし教育の機会を増やす好循環をもたらす。我々のプロジェクトは、ささやかではあるが、世界平和に繋がる一歩となる。

■ゴール

倉吉市のガールスカウトが世界と身近な地域の課題に目を向け、「倉吉市で役割を終えたランドセルをアフガニスタンの子どもに送る」企画を立てる。それを学校の友人や地域住民に伝え、協力を得てプロジェクトを遂行していく。一連の活動を通して、ガールスカウトは自分が行動することで地域や世界の人に役立つことができたという大きな達成感と自己有用感を育む。同時に、協力者となった地域住民はガールスカウト活動への理解を深めるとともに、2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標」SDGsに関わることができる。

■目標

プロジェクトを倉吉市民1000人に伝え、ランドセルを寄付していただく。ガールスカウトが作ったクラフト(100円×200個)を市民の皆さんに買っていただき、輸送費を工面する。文房具を入れたランドセル10個と輸送費をジョイセフを通じて送り出す。地元紙等メディアを通じて、プロジェクト進行状況を協力者や市民のみなさんに報告する。ランドセルを寄付してくれた友達や市民の方に、お礼を伝える。

■ビジョン評価

ランドセルや文房具を受け取るアフガニスタンの状況は、ジョイセフを通じて得られる情報に頼るしかないが、現地の子どもたちに確実に届き学業へのきっかけになっていることは確かである。贈る側の子どもたちにとって、社会科や道徳の教科書で知った国際貢献が、このプロジェクトに協力したことによって自分にもできる、自分は世界と繋がっているという感覚をもつことになった。

■ゴール評価

ガールスカウト(ジュニア)の所属する小学校のクラスで、ジュニアスカウトが直接クラスメートに協力を呼びかけた。学校長や保護者に向けて、プロジェクトの趣旨説明と協力依頼の文書を出した。ジュニアスカウトにとって、ガールスカウト以外の人を対象に自らアクションを起こすことは初めてであるため相当な緊張があったようだが、思った以上の反響に驚いたり喜んだりしていた。保護者の中には、職場の同僚に伝え、その同僚が文房具を提供してくださった例もある。一人のガールスカウトの起こしたアクションが次々と波及していったことがわかるエピソードであった。ゴールに到達できたといえる。

■目標の評価

・「プロジェクトを市民1000人に伝える」については、3月にガールスカウトたちが直接伝えた相手は150人程度であるが、学校の先生・家族・家族の近親者・同僚の波及していったことを考えれば1000人に伝わったと言える。

・輸送費を工面するためクラフトを売って市民に伝えることについては、11月の倉吉国際交流フェスティバルでの取り組みが成功し、210人の市民の協力を得ることができた。

・ランドセルは3月末時点で10個、鉛筆は393本、ノート59冊、消しゴム43個、下敷き19枚、ボールペン25本、鉛筆削り2個が集まった。4月上旬にジョイセフに発送し、このプロジェクトについて地元紙に掲載予定である。

・3月末で、ランドセルや文房具の収集状況を協力者に書面にて報告。アフガニスタンへ発送の報告は、ジョイセフの報告を受けておこなう。

以上、目標はほぼ実現したといえる。

■影響を与えた人数

・ガールスカウトが身近な国際貢献をしようとしていることを、市民1000人に伝えることができた。

・ガールスカウトが起こしたアクションに賛同し、ランドセルや文房具を提供してくれた人が120人。

・このプロジェクト必要な輸送費を作るためのクラフトを買ってくれた市民210人に、ガールスカウトが自分の力で資金作りをしていることを理解していただいた。

■アクション前後のチームメンバーの変化

・ジュニアスカウトは、自分の言葉でプロジェクトを説明できたこと、上手にできなかったと思っていたのに友達が協力してくれたこと、自分一人ではなく団のみんなで一緒に取り組めたこと、目標が達成できたことで、自分にもできるという大きな感動を味わっている。やればできるという自信をもつことができた。

・ジュニアスカウトの保護者も、学校に足を運んでお願いをするなどこのプロジェクトを陰で支えて、保護者同士の反響もあり、少女の成長と同時に自分自身も達成感を味わっているようだった。

■これからの展望

私たちがアクションをおこすことによって、賛同して協力してくれる人が周囲には必ずあることに気付いた。ガールスカウトは自分たちの団体の中だけで活動するだけではなく、社会に影響を与え、変化をもたらす力があるのだという確信もできた。ささやかではあるが、このプロジェクトを今後も継続していきたいと考えている。

福岡県 チーム「天然水」

節水をしよう!

■プロジェクトを始めたきっかけ

キャンプでため水を使い、その水で炊飯等をおこなった。

そこで、節水をすることで生活がどのように変わるのか、水についていろいろと調べたいと思った。

■ビジョン

節水を伝えることで、家族だけではなく地域や、広くは日本全体に節水意識が広がり、このことによって世界でも起こっている水問題解決を図る。

■ゴール

たくさんの人に日々の生活でもできる節水を呼びかける。

■目標

・メンバーで水問題や節水について話し合い、問題を出し合う。

・市で開催される祭りや報告会などで、来場者に節水を伝えるためのアイデアなどを出し合い、準備をおこなう。

■ビジョン評価

メンバーが、各々節水に対して自分ができることを宣言し、報告会にて発表した。それによって、より節水意識向上となり、家族間での水の話や節水を促す言葉かけなどをおこなったりして、メンバーの家族間の節水意識が向上した。また、学校でも友人に言葉かけをするメンバーも多数いた。さらには掃除で使用するバケツの水使用量の多さを担任に訴え節水につながる提案をし、自分のクラスだけではなく他のクラスをも交えて節水の取り組みをおこなうことに成功した。

■ゴール評価

市の主催「子どもまつり」では、親子を対象とし、日々の生活の中で、水の大切さ、簡単にできる節水等を楽しく伝えることができた。

市の主催「むなかた教育フェスタわくわく体験報告会」では、ただ水問題を訴えるだけではなく、クイズ形式で日々の水使用料を伝えたり、すぐにできる節水を自分たちの宣言で訴えた。

■目標の評価

市の主催「子どもまつり」では、体験型のイベントをおこない、集客のために、小さな子どもたちも簡単にできる「水性ペンと水で模様を書こう」と「浮沈子」を工作としておこなった。その他には日常の水使用量クイズで節水を伝え、世界の水問題にも目を向けて、節水の重要性を伝えた。

市の主催「むなかた教育フェスタわくわく体験報告会」では、10分という短い時間で、7月からおこなった水への取り組みをただ発表するだけではなく、水使用量についてのクイズをすることで、発表内容に興味を持ってもらうだけではなく、各々日々の水使用量に気付いてもらうことができた。また世界の水問題はもちろん、地域の水問題にも目を向け、節水をより強く促すことができた。

■影響を与えた人数

「子どもまつり」では、約150人の親子が参加、「むなかた教育フェスタわくわく体験報告会」では、約250人に報告を聞いていただいた。

その他、メンバー家族や友人、学校の教師や自分のクラスだけではなく他のクラスの生徒等100人以上に影響を与えた。

■アクション前後のチームメンバーの変化

子どもまつりでは、子どもだけではなく大人にも節水を伝えることで、年齢に合わせた説明の仕方を工夫するなど自分で考えながら行動することができていた。

今回2つの大きなイベントに参加したが、どのようなクイズが良いか、どのようにしたら節水につながるかなど何度も話し合いをした。今回のCAC100に関わることで、ディスカッションがどのような時でもできるようになった。

また、報告会でコップを使ってうがい歯みがきを節水する、シャワーの水を出しっぱなしにしない、お米のとぎ汁を植物の水まきに再利用する等自分でできることを発表したが、実際にほとんどのメンバーが続けて節水に取り組んでいた。節水に関してメンバーが家族に伝え、取り組んでいる家族もあり、さらにビジョンの評価にも記入したが、学校でも自分のクラスや他クラスに提案して節水をおこなうなど、ガールスカウトが求めるチェンジエージェントとしての行動につながっている。

■これからの展望

節水についてメンバーが心掛け、自分たちの行動が家族や地域の方々にも広がり、個々が節水を心がけることで水募金が増えたり、世界の水問題が少しでも解決できる。

大分県 チーム「チームsmile」

あなたに笑顔をプレゼント

■プロジェクトを始めたきっかけ

熊本・大分震災から1年たち、まだ不便な生活をしている方がいるが、防災の意識が薄れ始めているように感じている。そこで、ジュニアの仲間たちと防災マイスターとして活動することにした。

■ビジョン

防災の意識をみんなに伝え、自分の命は自分で守れるように常に備えておきたい。

■ゴール

防災マップや防災すごろくを作り、楽しく防災のことを地域の人々にも学んでもらう。

■目標

防災についてみんなに学んでもらい、みんなが笑顔で、安全で安心して過ごせるようになる。

■ビジョン評価

地域での防災イベントをおこなったことにより、防災の知識と備えることの大切さを広めることができた。また、被災地のある村での活動によって、自分たちが学ぶことも多くあり、現地の子どもたちに笑顔をプレゼントすることができた。

■ゴール評価

所属団の活動拠点としている地域の公民館を中心にした、防災マップを作ることによって、地域の人に危険な所や注意ポイントを伝えることができた。また、防災すごろくを使った楽しく学べる防災の会を公民館でおこなうことによって、地域の人に参加してもらえた。参加者から、知らないことを学べてよかったという感想をいただいた。

■目標の評価

防災についてみんなに学んでもらう準備の段階で、自分たちにとって初めての経験や新しい知識を得ることがたくさんあった。自分たちの発信により、地域の方が防災を意識してくれてよかった。

■影響を与えた人数

防災マップや防災すごろくで防災の知識を広めたことによって200人

■アクション前後のチームメンバーの変化

自分たちが計画していたことが、地域の方や支援者の方の力を借りておこなうことができた。被災地のある村を訪れ、仮設住宅で暮らす方々とのふれあいや現地の子どもたちとの交流を通して、災害の恐ろしさや辛さをリアルに感じることができた。また、防災マイスターとして活動することによって、日常生活でも防災意識や知恵を友達や家族に伝えることができるようになった。そして、たくさんの経験を通してチームメンバーの絆も深まった。

■これからの展望

チームメンバーの半分がシニアスカウトにフライアップして部門は変わってしまうが、この活動を通して学んだ経験を生かして、さらに防災の意識を常に持つことの大切さを伝えていきたい。そして、自分が周りの人を助けられるように、知識と技術を高めていきたい。

大分県 チーム「チーム2525 にこにこ」

チーム2525にこにこ大作戦

■プロジェクトを始めたきっかけ

2016年度に県の子ども探検隊事業を受託し、その事業の中で大型の布紙芝居を作成した。この布紙芝居は幼児に大人気だったためにこれを活用した森林保全活動を実施したいと思ったこと。

■ビジョン

遊びや木育体験活動を通して森に興味を持つ子ども、好きな子どもがたくさんいる社会になっている

■ゴール

①保育園や幼稚園の親子を対象に楽しい森遊びを企画運営する

②木育活動を広める

■目標

○団で自然体験活動のイベントを開催する。9月、10月 12月の3回

○所属する県連盟や県の環境活動のイベントに参加し多くの人に森の大切さを伝える

■ビジョン評価

居住地区の自然はそこにいるだけで心の安らぎや平安や自然から多くの恵みを体感した。参加した親子が気持ちよく過ごしている様子が伝わってきた。草笛コンサートや満天の星の観察会を企画したことで私たちも居住県には素晴らしい天然資源があると実感した。また、女性ならではのきめ細かい表現力や、創造力を駆使して作成した布紙芝居は参加した親子に大好評で、私たちの思いが伝わった活動になった。

■ゴール評価

市内の年長~小学生のファミリーを対象に実施した15時から22時にかけて実践した森遊び、夜のプログラムも参加者に好評で、次のイベント企画も楽しみにしてくれたことが十分に伝わり、達成感を味わうことができた。

■目標の評価

・自然体験活動イベントのうち1回は台風のため中止したが、2回の森遊びは友達やクラス担任が参加しスタッフはやりがいを感じていた。

・県連盟の市からの受託事業「森林セラピー森の幼稚園」は100人近い親子参加の中で布紙芝居を上演した。野外の広場でマイクを使っての台本読みを初めて経験した。機材の使い方も今後学習したい。

・レンジャースカウトが依頼されて、県主催の「県内で活動する高校生リーダーの研修会」において森遊びについての活動発表をした。同年代に報告ができてガールスカウトの活動を知ってもらえてよかった。

・「九州環境市民フォーラムinおおいた」で、「みらいにつながるユース」として活動発表をした。

2017年 受賞チーム

2016年12月1日から2017年5月31日までに、活動報告のあった「プロジェクト」18件について審査の結果、以下のとおり決定しました。2017年の表彰は、2017年度連盟長会議(11月開催)にておこない、所属する都道府県連盟長に表彰状を手渡しました。チームメンバーは、団・県・国を超えてまたがっていることがあるため、チームリーダーの所属連盟長に表彰状を預けました。

■グランプリ 該当なし

■チャレンジ賞 6グループ

以下に各チームのプロジェクト概要を活動報告から一部抜粋し掲載。

千葉県 チーム「市浦歩きたガール」

「浦安市のロケ地をめぐって国際協力チャリティウォーク」
千葉県第52団・千葉県第80団レンジャー部門のプロジェクト

発展途上国の少女や女性が自立できる世界になることをビジョンとした。
■目標
ケア・インターナショナル ジャパンのキャンペーンを通じて、自分たちの企画でこのキャンペーンを40人以上の人に知ってもらうこと。
■影響を与えた数
13人の参加者があり、スポンサーからの寄付(6.5kmを13人で歩いた歩数の合計:156,000歩を1,000歩=1円換算した金額156円)が途上国に送られたほか参加費、Tシャツの売上、寄付等から11,477円を寄付した。
■学んだこと
「テレビで見るだけではわからないことがたくさんあり、経験することが一番だと強く思った。」など、参加者が今まで知らなかったことを知ることができた。国際協力というのは、たくさん寄付することよりも、実際にアクションを起こして、支援する国の人たちのことを考えて、思いを馳せること、思いの伴った支援をすることが大切だと感じるようになった。時間を大切にしようと思い時間を意識するようになったなど。
■今後の展望
今後もキャンペーンを通じて知り、感じた「国際協力というのは、たくさん寄付することよりも、実際にアクションを起こして、支援する国の人たちのことを考えて、思いを馳せること、思いの伴った支援をすること」を将来に渡って意識していきたい。

・活動の様子 Twitterページ

福井県 チーム「まゆかじ」

「ガラクタの山プロジェクトⅡ」
レンジャー部門2人のプロジェクト
アジア、アフリカの保健医療が改善されるようになることをビジョンに、以下の目標をかかげ行動した。
・世界のために自分たちに今できることを考えて行動する
・この活動によってアジア、アフリカの保健や医療の人材が不足していることを知る
■活動
・2016年4月~9月の期間で目標5kgの古切手を回収して、日本キリスト教海外医療協力会へ送る
・会員の家族、家族の職場、学校、公民館などに使用済み切手回収箱を設置するよう働きかけるなど
■影響を与えた数
団、他団のガールスカウトと家族50人、婦人会60人、公民館他10人、学校(生徒会、先生)300人の合計420人に影響をもたらした。
アジア・アフリカの医療従事者の教育に対する支援をすることで、今まで教育を受けることができなかった少女が、受ける機会を得ることに繋がり、少女と女性にとってよりよい社会になったと考える。具体的な変化としては、教育の支援をおこない、貧しい地域の人々が貧困から抜け出す・医療従事者が足りなくて、十分な治療を受けられない地域を減らすための支援となった。また、日本国内では、今まで捨てていた使用済み切手にも、世界のために役に立つ利用方法があることを知ってもらうことができた。
このプロジェクトに取り組むことにより、自分たちが考えたプロジェクトが、社会に影響を与えていることを実感し、よりガールスカウト活動を熱心におこなうようになった。ガールスカウトだけでなく、地域や学校にも回収協力に出向いたので、地域の人々との繋がりが深まった。また、協力してくださった人々に、使用済み切手も役に立つことを知ってもらえた。私たちは3月で高校卒業のため、この活動を継続できないが、できれば団のシニア、レンジャー(中高生)たちがこの活動を継続して、活動の幅を広げてほしいと思っている。

愛知県 チーム「愛知県第13団レンジャー」

たくさんの苗とレンジャー

「涼しい風をもう一度」
愛知県第13団レンジャー部門2人のプロジェクト
最近、後回しにされていると感じる「地球温暖化問題」について考え意識して過ごせるようになることをビジョンとして活動を開始した。岡崎市内でグリーンカーテンを栽培する家庭が増えることをゴールとした。
■目標
・グリーンカーテンを自分で作る
・熱中症の原因と予防について知る
・グリーンカーテンの作り方をまとめる
・栽培キットを作成し市内で配布する
・配布プロジェクトの継続化
■影響を与えた数
500人の人に影響を与えた。
■プロセス
2015.5  愛知県第13団レンジャー部門集会にて自分たちの課題を話し合う・プロジェクトを立ち上げる
~2015.9 栽培実験・熱中症についての学習
~2016.3 「苗の育て方」「熱中症について」の パンフレット作成
~2016.4 資金調達のため、愛知県連盟の応援プロジェクトに応募した
実施日に向けて、団に協力要請。栽培キット作り
2016.4.30 岡崎こどもまつりにて500セットを配布
~2016.11 ふりかえり・レポート作成、岡崎連絡協議会へのプロジェクト提案
2017.1  協議会でプロジェクトのプレゼンテ-ション
2017.2  今年度の協議会事業(年長部門)に決定
2017.3  県連盟で活動報告
■プロジェクトを通して学んだこと
・企画を立てることの意味や大切さを体感した
・企画の進み具合を確認していく体験により、最後まで企画をやり遂げる力を身に付けた。
・相手のある活動において、どうしたら理解してもらえるか?どう伝えるべきか?を考えるようになった
・次の年代のガールスカウトが、自分たちは何をしようと考えるようになった
■展望
このプロジェクトの今後としては、13団レンジャーのプロジェクトを足がかりとし「涼しい風をもう一度 第2ステージ」と名付け、岡崎連絡協議会の2017年度事業となったので、更なる拡充ができるようアイデアを出していきたい。「自分でできる発信」「PDCAを自らの手でおこなう体験」「その姿でシニア部門や年少部門の少女たちの刺激になる」ことにつながる課題発見力をつけていきたい。

和歌山県 チーム 菩薩

女の子がつくる暴力のない世界
和歌山県連盟 4ヵ団レンジャー部門4人のプロジェクト
男女関係なく、互いを尊重し合い、信頼できる世界をビジョンとし、Stop the Violenceキャンペーンのブースを持ち、多くの人にデートDVを知ってもらうことをゴールとした。
■目標
・ガールスカウトまつりのブースでおこなう内容を決める
・デートDVについて調べる(現状を調べる)
・デートDVについて知ってもらうための方法を考える ・活動目的を考える
・予算や時間などを具体的に計算する
デートDVという言葉を知ってもらうことは、少女や女性を守ることにつながるため、少女と女性の視点に立つことができたと思う。私たちが担当したブースに参加した人は20人で、活動する前と比べると、“デートDV”という言葉は知ってもらえたと思う。
■展望
まだまだ知らない人も多いので、これからも“デートDV”という言葉を広めていく活動が必要と考える。今回の取り組みでは、20人にしか影響を与えられなかったので、次は予定していた100人を目指し、今回よりレベルアップした活動をしていきたい。

福岡県 チーム ハートプロジェクト

ハートプロジェクト
福岡県第18団シニア部門・ジュニア部門のプロジェクト

配布した「モッテコちゃん」カード

■ゴール
まず自分から、そして家族、友達、団や県連盟、日本連盟のガールスカウトや周りの方々の一人でも多くの人が、この運動を知り、エコバッグの持ち歩きを心掛け、継続したごみの減量、二酸化炭素の削減に繋げ、この運動をみんなで地球を守ろうと継続して取り組むこと。
■内容
一人でも多くの方々に、この運動を知ってもらうため、この輪を広げるために、地球環境について学び、同じような活動をしている他団体とも交流を持ち進めることを目標に活動した。生活している中で、買い物におこなったり、ごみを必ず出したりすることによりこのことに気付き、年少部門のガールスカウトをはじめ、自分にもできることだと認識できたと思うので、少女と女性の視点に立った活動であった。そして、地球環境のことを考えた運動なので、自然や動物や人間のために、レジ袋一枚からでもみんなで取り組むことで、よりよい社会へつながったと思う。これは、少女と女性が取り組み協力しやすい運動だと思う。「ガールスカウトの日」には新聞紙の袋の折り方の説明をして、レジ袋の削減に繋げてもらうようにした。「モッテコちゃん」カード配布総数375枚・新聞紙の袋総数483枚
■影響を与えた数・変化
団内配布数175枚、県連盟200枚、声掛けによる配布1,000人。このプロジェクトを考え、行動をした少女たちが、大きな地球のために、一枚から一人からこの小さな運動の輪を広げること、そして続けることの大切さを感じたことが一番の変化である。この活動を通して、考え行動をすることの大切さも学び、いろんなことに思いをはせ、行動しようと前向きな姿勢になった。少女が自分の言葉で説明することで、自分をはじめ、団内や県連盟、友達など、声を掛けた人々が小さい協力で地球環境の役に立つということがわかり、意識が変わった。
■今後の展望
福岡市でも環境についていろいろな取り組みをされているところがあるので、一緒に活動できるところに参加したり、環境について学び、ガールスカウトとして、この運動の輪を広めていきたい。

宮崎県 日本のひなたパトロール

「高鍋歴史めぐり」
宮崎県第2団レンジャー部門のプロジェクト
■ビジョン
地元に誇りを持ち、社会人になり地元のことをアピールできるような人が増えるようにする。また、他の地域から来た人へ自分の言葉で地元の案内ができるようにする。 このプロジェクトを発信源として九州、全国、全世界へと”Walk in Her Shoes” の活動を広め、より多くの人が世界中の女性や女の子のために手をさしのべる。そして女の子も男の子も平等に教育を受けられる世の中にする。
■ゴール
このイベントを通してたくさんの方に、世界の水問題、途上国の女性や女の子の現状、フェアトレード、高鍋の歴史などへ興味、関心を持つ機会を与える。そして、それをきっかけに、自分も何かできる、やってみようという人を増やすこと。
■目標
2017年5月28日までにこのプロジェクトとメンバーが所属する学校での募金(3,000円以上)、「公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン」がおこなっている「集めて国際協力」のはがき(100枚以上)、トレーディングカード(50枚以上)を集めて寄付する。 参加者全員で6キロを完歩する。 「C」のポーズをした写真(10枚以上)を #歩く国際協力 と#(ハッシュタグ)を付けて投稿する。
■少女と女性の視点
みんなで協力して楽しんでポリタンクの水2個を約6キロ運ぶことはできたが、実際は厳しい環境の中で少女と女性が毎日水を運んでいると考えると、水の大切さはもちろんだが、教育や女性の社会進出の機会を奪っているということにも気付かされた。また、参加者をはじめ、協力してくださった方々の国際協力や町の歴史、ウォーキングなどへの意識の変化があったため少女と女性にとってよりよい社会になったと思う。Walk in Her Shoesのキャンペーンの主催者である公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン様への募金11,000円や「C」のポーズをした写真の投稿は、ガーナの2歳未満の赤ちゃん5,000人の栄養改善とお母さんたち3,000人の経済的自立支援に役立てられたり、書損じ葉書511枚はケニアで鉛筆511本分に、トレーディングカード578枚はルワンダで57食の給食に、古切手350gはタイでの支援活動に役立てられるので、少女と女性にとってよりよい社会につながる協力ができた。
■影響を与えた人数
参加者52人(一般16人含む)
後援団体(高鍋町教育委員会、高鍋町観光協会、高鍋商工会議所、たかなべまちの駅連絡協議会)
宮崎日日新聞・ガールスカウト宮崎県第2団のFacebook・実行委員の学校などで、このプロジェクトを知ったり、協力をしたりした方たち
■もたらした変化
自分たちも、郷土の町と世界の少女たちへの関心を高め、自分たちの力に自信を持つ変化があった。日頃は、商店街を歩く人はあまり見かけないが、一時的ではあるが、このチャリティーウォークで大勢がお店を外からゆっくり眺めながら歩くよい機会となった。また、今回のコースには、商店街に8カ所「たかなべまちの駅」に加盟しているお店があり、実際にトイレをお借りしたが、このまちの駅を知ってもらう機会となった。地元の特定非営利活動法人「しろはと工房」が普段販売しているクッキーの材料の砂糖を、フェアトレードのマスコバド糖に替えてオリジナルのクッキーを作ってもらった。5月に3回注文して216個をイベント参加者や関係者にお渡ししたり、県内のガールスカウトの方に販売したりした。日頃の活動で使用している施設の方に「フェアトレード」について知ってもらう機会を作ることができたように、多くの方にフェアトレードに関心を持っていただけた。
■展望
意識の変化を環境の変化に変えていけるように、自分たちで企画するさまざまな活動を通して、世界中の女性や女の子のために手をさしのべたり、女の子も男の子も平等に教育を受けられ世の中に変える。

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