デフバレーボール女子日本代表 栗林愛美選手インタビュー

思いと願い

日本ではじめて開催された東京2025デフリンピック。
デフバレーボール女子日本代表は、金メダルを獲得しました。
おめでとうございます!

明るくチーム全員でプレーする姿に感動し、試合を重ねるにつれて、応援の輪がどんどん広がっていったように感じます。

日本代表選手のひとり、栗林愛美選手は、ガールスカウトの仲間でもあります!

デフリンピックを終えたいま、試合のときの気持ちを聞かせていただきました。

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Q.バレーボールをはじめたきっかけは?
家族がみんなスポーツをしていたので、自然となにかできたらいいなと思って、いろんな競技を試しました。
その中でバレーが一番楽しかったんです。

Q.現在まで続いている要因は?
小学校のときからの友だちも同じように続いていて、まわりにそういう仲間がいたことが大きい気がします。
気がついたら、小学校4年生から12年間続けていました。

Q.デフリンピックの日本代表選手に選ばれたときの気持ちは?
日本代表選手の候補には以前からなっていて、最終的に確定したのは2025年5月でした。
前回のブラジル大会のときから日本代表として臨んでいたので、東京でも日本代表に選ばれて、みんなと一緒に試合に勝ちたい気持ちがあったので、選ばれたときにはものすごく嬉しかったです!

Q.日本でデフリンピックが開催されたことをどのように感じましたか?
今までは日本以外の海外で開催されてきました。
デフリンピック100周年の記念すべきときに日本で開催されたことは嬉しかったです。
地元のひとにデフバレーの試合を見てもらいたかったので、東京で開かれたことでYouTubeやInstagramなど、さまざまな場面で声をかけていただきました。

Q.優勝が決まり、金メダルを獲得したときはどんな気持ちでしたか?
表彰式で金メダルをかけてもらったときに、涙が出てきました。
前回大会のブラジルでは、日本選手団内で新型コロナウイルス感染が広がり、やむを得ず棄権する形となり、悔しい気持ちが残りました。
世界選手権のときも金メダルはとれたけれど、全勝することができなかった悔しさが残りました。
だからこそ、今回全勝して金メダルを獲得できたことは、いままでのしんどかったことが吹っ切れるくらい嬉しかったです。

Q.栗林選手がしんどいときに意識していることはありますか?
うまくできなかったときには悔しい思いをするけれど、あまり表情に出さないように常に笑顔でいることを意識しています。
チームを盛り上げるムードメーカーでいれるように心がけてます。

Q.今後の目標や展望を教えてください
4年後、ギリシャで開催されるデフリンピックに向けて日本代表に選ばれるようにがんばりたいです!
いままでは先輩たちがチームをひっぱってきてくださったので、今度は自分が後輩たちを引っ張って行けるような存在になりたいと思ってます。

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笑顔で明るくお話してくださる栗林選手の姿が印象的で、仲間を大切に思う姿勢を感じました。
これからのますますの活躍を期待しています!