Chip Camp in 東京開催報告〈part1〉

わたしたちの活動#STEAM,#体験活動,SDG5,ジェンダー平等の実現,ロールモデル

2026年2月、ガールスカウト日本連盟はマイクロン財団の支援、広島大学の協力を受けて、女子のためのSTEAM教育*事業「Chip Camp in 東京」を開催しました。
*STEAM教育:Science、Technology、Engineering、Art、Mathematicsを統合的に学習する、理数教育に創造性教育を加えた教育概念。

実施日|2026年2月21日-2月23日
場 所|国立オリンピック記念青少年総合センター、TEPIA先端技術館
講 師|広島大学 大学院 人間社会科学研究科 川田和男教授、学生のみなさん

マイクロンメモリ ジャパン 金子幸治氏、川端晃希氏、田中大史氏、景山理菜氏、菊川愛梨沙氏

6回目の開催となる今回は、14都府県から53人の中学生と高校1年生が参加しました。本ブログでは、3日間の豊富なプログラムの中から特徴的な活動にハイライトし、3回に分けて報告します。

半導体の世界を知ろう!

最初のセッションでは、半導体の特異な特徴、半導体メモリチップを製造する環境や過程にある想像を超えたスケールを学びました。
ASCIIコード、DRAM、EUV露光装置・・・と、専門的な言葉がたくさん登場しました。
一見難しそうですが、データを記憶する仕組みやメモリチップを製造する仕組みが、一つひとつ解き明かされていきます。
マイクロンメモリ ジャパンのエンジニアのみなさんが、クイズを織り込みながら楽しく教えてくださいました。

さらにメモリチップの記憶の格納をイメージするために、シャープペンシルの芯が用いられました。
グループで協力して、付箋の上にシャープペンシル10本をまっすぐ等間隔に並べます。
どんな工夫をしたら芯を折らずに狭い隙間で並べられるか、試行錯誤します。
このような構造で、この何万倍もの回路が小さなメモリチップの中に詰め込まれていることをイメージしました。

全員参加の〇✕クイズで、レクチャーで習ったことを楽しくふりかえりました。

エンジニア一人ひとりのキャリアトークは、毎回興味深い内容です。

今回はなんと、ガールスカウトのリーダーである菊川さんがご登壇されました。
菊川さんは4年にわたる日本でのChip Campでスタッフを経験し、現在マイクロン社でエンジニアとして活躍されています。

興味をもったらすぐに行動し、さまざまな世界を覗いてきたという菊川さん。
芸術や文化を愛し、語学に親しみ、大学では文系専攻でありながら、エクセルの世界大会に出場するなど、幅広い視野をもち、自分自身の可能性を広げてきた結果マイクロン社との出会いがありました。
「何にでも興味を持って、その時その時に楽しいと思えることに挑戦してみてください」菊川さんのメッセージを参加者は真剣な表情で受け止めていました。

夕食後の交流会では、全国の仲間と「友情」をテーマとしたアクティビティで交流し、充実した1日目を終えました。


Vol.2に続く

» ガールスカウトのSTEAM教育への取り組み