3.11を、忘れない。~Remember March.11~

わたしたちの活動

ガールスカウトのモットーは「そなえよつねに」である。それは どんな事態が起こったときも、それに対処できるようにいつも準備しておきなさいということである。
(ガールガイド・ガールスカウト運動創始者の言葉)

詩を読む少女の写真
自分の気持ちを詩にうたった被災地の少女

3月11日はKIZUNA Day

ガールスカウト日本連盟は、東日本大震災発生後すぐに「東日本大震災支援プロジェクト」を立ち上げました。被災3県(岩手県・宮城県・福島県)の小学生を対象にキャンプを実施したり、音楽や遊びなどを通してストレスを発散できる機会を提供したりするなど、全国のネットワークを生かした支援活動を継続的に展開してきました。

私が今回できるようになったこと。
それは「協力すること」。
みんなでひとつになり、プログラムをおこなう。このキャンプがそのことを教えてくれました。
そして、学んだことは「友情」と「絆」。
それは私を大きく成長させてくれました。
みんなで遊んで、学んで、みんなで成長していきました。たった3日間の中で友情、そして、絆が芽生えたと思います。
「ありがとう」
このキャンプ、そしてガールスカウトの人たちにその言葉を言いたいです。
~「いきるちから」キャンプ2016参加者(当時小5)の感想より~

少女たちの写真
キャンプで元気いっぱい体を動かす少女たち

その一方で、自然災害が次々と発生する日本においては防災・減災教育の必要性があると強く認識し、「防災の意識や技術を高めるとともに、震災の記憶や復興への思いを風化させない日」として、2014年から毎年3月11日をKIZUNA Dayに制定し、全国で防災に取り組んでいます。

ガールスカウトの写真
KIZUNA Dayに取り組むガールスカウト

めざせ防災マイスター!

東日本大震災当時について語り合うとき「ガールスカウトの経験が役立った」という言葉がよく聞かれます。
それはきっと、ガールスカウトたちが日頃からこんな体験をしているためかもしれません。
ガールスカウトのモットー「そなえよつねに」の精神で人に役立つ技術を磨き、身につけていること。
リーダーシップをもって前向きに協力し合うことができること。
制限のある環境でのキャンプ(野外宿泊体験)をするなかで、快適に生活できるように工夫することの訓練をしていること…。
わたしたちは日頃から、いつどのような困難に直面しても、生き抜くちからをはぐくんでいるのです。

防災・減災に関する取り組み「めざせ防災マイスタープログラム」では、ガールスカウトの日頃の活動を生かし、人々が防災の意識を持ち、心の準備・情報収集・技術の習得をし、自然災害に備えることで、いつどのような困難に直面しても、自分で自分の身を守ることができるようになることを目指しています。

めざせ防災マイスタープログラム

活動のヒントになる冊子『めざせ防災マイスターアクティビティ集』では、さまざなアクティビティを掲載。体験を通して防災力を高めることができます。
冊子のご購入
(会員はインターネット通販でご購入ください)

教材の写真
『めざせ防災マイスターアクティビティ集』

各地のガールスカウトは、地域性と豊かな発想を生かした多種多様な取り組みをしています。
Facebook「KIZUNA LINE」

わたしは、水のろかで水をきれいにしたことが一番楽しかったです。なぜかというと、わたや 小石や ぬのや すなをつかって、水がきれいになっていってすごいと思ったからです。
ごはんづくりが2番目に楽しかったです。なぜかというと、缶でごはんを作るなんてやってみたことも見たこともなかったからでした。でもやってみるとすごくべんりでとてもいいと思いました。
わたしは最初、きんちょうしすぎてたいへんでした。でもお友だちといっしょで力がわいてきました。
~いきるちからキャンプ2016参加者(当時小3)の感想より~

一人ひとりの防災力が、社会全体の防災力につながる

東日本大震災から8年が経ちます。
復興庁によると、震災による避難生活者は約5万2000人(2019年1月現在)。この1年で2万人以上減少したものの、未だ仮設住宅での生活を余儀なくされている被災者が約5000人いるそうです。
これほど甚大な影響を及ぼす自然災害が、またいつどこで起こるか分かりません。しかし、もはや「自然災害なんて、わたしには関係ない」とは、きっと誰もが言えないのではないでしょうか。
私たちはこれまでの経験から、防災でいちばん大事なことは「自分で自分の身を守ること」だと学んでいます。1人ひとりの防災力が高まれば、多くのいのちをつなぎとめるはずです。だからこそ、他人事から自分ゴトへ。「そなえよつねに」を一緒にはじめませんか。