大阪・関西万博|ジェンダー平等の達成に向けたイベントで挑戦したパネリスト
みなさん、はじめまして!
奈良県第51団のレンジャー*です。
私は、2025年9月13日に大阪・関西万博のウーマンズ パビリオン「WA」スペースにて開催されたイベント「わたしの気持ち、みんなの気持ち」にパネリストとして登壇しました。今回は応募のきっかけから当日の様子までをブログでお話ししようと思います。

応募のきっかけ
私がイベントを知ったきっかけは、団のリーダーから送られてきた観覧招待とパネリスト募集の案内でした。 ディスカッションテーマはガールスカウトが力を入れて取り組んでいるジェンダー問題であること、また専門家や同年代のボーイスカウトなど、いろんなバックグラウンドを持った人たちが意見を交わすこと。そこから一人ひとりがジェンダーという問題に向き合うというイベント内容に魅力を感じ、「行きたいです!」とリーダーに返信をしました。
受験生ということもあり、観覧者として参加しようと考えていました。 しかし、パネリストとして参加することでジェンダー分野に興味のある方々に自分の考えを伝え、また他者の意見を聴くことで自分のジェンダーに対する考えを深める機会になると考えました。ディスカッションを通して意見をぶつけ合う中で次のアクションに活かせるような新しい視点を得ることができ、さらに社会問題について知識を深めることは今後の大学での学びに活かせるのではないかと考え、パネリストとして応募することを決めました。
当日に向けた準備
パネリスト決定の通知が来てから、当日まで2週間ほど時間がありましたが、大学入試が重なっていたことから準備ができる時間は限られていました。
まず私がおこなったことは中学生・高校生のジェンダーに関する意識調査2024報告書を読み、私が学校生活などで感じた問題や自分の思いを書き込むことです。自分の考えや体験したことを整理することで、ディスカッションで話す内容が自然と定まっていきました。
次に団のリーダーにお願いして県の連盟長・副連盟長と共にディスカッションの練習をしました。当日を想定し、報告書に沿っておこない、話し方のアドバイスや改善点を詳しく教えてくださいました。
この2つをおこなったことで、ディスカッションのイメージを捉えることができ、安心して当日を迎えることができました。
パネリストとして登壇
実は、当日まで一つだけ不安に思っていたことがありました。それは、自分がどちらの部に登壇するのかがまだ決まっていなかったことです。どちらの部に登壇しても対応できるように、事前に徹底した準備をしていたので覚悟はできていましたが、本番1時間前に「第1部に登壇する」と知らされたときは、さすがに驚きました(笑)
それでも、落ち着いてディスカッションに臨むことができました。
ディスカッションでは、今までの学校生活の中で感じたジェンダー問題であったり、自分が思うジェンダー平等のあり方や考え方、向き合い方についてお話をさせていただきました。
参加者の方から文化とジェンダー問題の関係についての質問をもらったときには予想外の内容で頭が真っ白になりましたが、なんとかお答えすることができました。
約80人の参加者の前で話すことは初めての経験で緊張しましたが、しっかりと自分の思いを伝えることができたと感じています。


ふりかえり
今回の活動はガールスカウトのコミュニティの外に出ておこなう活動ということもあり、不安もあったけれど、それ以上にたくさんの学びと達成感を得ることができました。支えてくれたリーダーや、見守ってくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
この経験を今後の活動にも活かして、残りのレンジャーとしての時間を充実させていきたいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
*レンジャー ガールスカウトの高校生年代の部門です












